配当•利息で旅行に行こう 2025年2月版(個人向け国債•銀行金利•株主優待)

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UI銀行

こんにちはブログ管理者アッキーです。訪問ありがとうございます\(^o^)/

2023年11月にスタートした、個人向け国債や銀行預金で、配当金や利息を獲得して旅行費を獲得しようという企画記事です。金融商品の高利回り、好配当・高金利の定期預金や国債、株式投資等最新の高利回りの金融商品を調査して紹介します。

調査は金利や株価など変動があれば、毎月調査して更新していきます。今月はそれぞれの金融商品で前月から、利率や利息に変動があったようですので見直しをしていきたいと思います。

資産運用して高金利で利息受取り

1.日本人の平均貯蓄額1,500万円

金融広報中央委員会が行った調査によると、2人以上の世帯の金融資産平均保有額は1,563万円。ただし、富裕層が貯蓄額を大きく引きあげていると思われ、中央値になるともっと低い額になるだろう。しかし、一般的な家庭ならば預貯金もあり、それなりの資産形成はされているかと思います。

この記事は貯蓄平均額1,500万円の資産運用をして、年間で受取る利息や配当金で旅行をしようという企画です。受取る金額によっては新幹線旅行だったり、私鉄線の特急だったり、高級旅館だったり、民宿だったり。できれば新幹線に乗って高級旅館に宿泊したい。

金利や利率の高い金融商品で運用すればそれも可能だ。ただ、現在の定期預金の金利は低金利。メガバンクは1年もので揃って0.125%。5年ものでようやく0.25%という有様。1,000万円預けても税引後年20,000円の利息しかつかない。夫婦2人で日帰り旅行しかできない。

そこで、比較的高い金利の銀行預金や国債を購入して、豪華旅行ができるような利息を受取れる金融商品を探してみたいと思う。またこのブログでもお馴染みの鉄道、航空会社の株主優待や配当金も合わせて紹介していきたい。

2.日銀が追加利上げ決定 0.5%に誘導

日銀は昨年3月、8年に及ぶ大規模金融緩和の正常化のためマイナス金利政策を解除し、7月31日までに金融政策決定会合で追加利上げを行い、金利目標を0.15%幅引き上げ0.25%程度に誘導した。この結果大手銀行の三菱UFJ銀行や、三井住友銀行、みずほ銀行は昨年9月から普通預金の金利を0.02%から0.1%に引き上げ、利息が受け取れる環境が広がった。

更に日銀は、今年1月24日に金融政策決定会合で、25年度後半以降、2%の物価安定目標が実現する可能性が高まったことで、短期金利の誘導目標を0.5%程度へ引き上げることを決めた。政策金利が0.5%程度となるのは2008年10月以来17年ぶりの高水準だ。この先も日本経済が改善の見通しがあれば、現在の低金利から引き続き利上げを検討する考えだと明らかにした。

追加利上げが決定したことを受け、大手銀行の三菱UFJ銀行や、三井住友銀行、みずほ銀行は普通預金金利を、0.1%から0.2%に引き上げると発表し3月から適用する。またインターネットバンキングも金利政策を解除後、定期預金金利が上昇しており、追加利上げが0.5%に発表後、金利が大きく引き上げられた。特に6ヶ月ものや1年ものといった短期の定期預金の利率が高く、今後追加利上げが見込まれ、金利は上昇が続くと思われることから、長期の定期預金に加入せず、短期の定期預金をつなぎとして加入する動きがあるためだと思われる。

一方で大手銀行は住宅ローン変動金利の引き上げを決定し、昨年10月1日に基準金利を0.15%引き上げた。元本が3,500万円の人なら月々2,300円ほど増加。年間約28,000円の負担増になる。低金利状態が続く銀行間の金利競争があったことで、利用者の7割が金利変動型を利用してると言われている。銀行も預金金利が上がれば利ザヤを得るために、住宅ローン金利などの貸付け金利を上げていかなくてはならない。

住宅ローン金利の見直しは毎年4月と10月だ。昨年10月に上がっており今年4月の金利見直しでは固定型の金利が上がり、変動型も利上げされると予測されている。資産運用ができない家計は厳しくなりそうだ。しかしながら変動金利はまだまだ低く大幅に引き上がることもないので、あわてて固定金利に変更することはない。毎月の返済を把握して、自分が組んでいる住宅ローンの銀行に相談しながら行動すれば良いのだ。

3.預金利息で旅行費用を取得する

上記でも述べたように大手銀行の金利は普通預金の金利は0.1%に上がった。今まで定期預金でさえ1,000万円を1年預けても、年間の利息が2,000円しか付かなかった。しかしこれからは、1,000万円預ければ普通預金でも利息が10,000円(税引前)付く時代になる。前述した通りインターネットバンキングが基本であるネット銀行の定期預金が高い。今後各行で定期預金利息が1%を超えてくれば1,000万円預ければ年間利息は10万円だ。夫婦2人で充分に楽しめる旅行ができる費用である。

しかし多くの人たちの資産管理は、金利の低い定期預金や下手すると普通預金。全く金利の付かないタンス預金などだ。タンス預金の理由を尋ねると家に置いておくのが一番安全らしい。しかし、現金が家にあると空き巣の被害や詐欺などに会うこともあり、決して安全とは言い難い。預貯金なら仮に金融機関が破綻してもペイオフにより元金1,000円と利息は保護される。数千万円のお金があるのなら、分散して銀行に預ければ良いのだ。

ネット銀行は対面の店舗を持たないインターネット上で取引きする銀行で、パソコンやスマホで口座管理ができるから、振込や定期預金の手続きなどワザワザ窓口まで行かなくて良い。手間も省けるし、金利も高いので筆者もネット銀行を利用している。追加利上げ後、各銀行の定期預金金利は軒並み上昇。中長期の預入れから6か月ものや、1年ものの短期の預入れのものも高金利となってきている。

今月も金利が上昇したネットバンキングがあるようだ。では今月の金利を見てみよう。

ネット銀行の好金利定期預金はこれだ!

1.各行の定期預金金利が高水準預金争奪戦が始まった

日銀が利上げ発表後、各ネット銀行の定期預金金利が上がり出し、毎月0.05%〜0.10%と小幅にじわじわと上昇し、昨年12月、SBI新生銀行がとうとう年利1%超えとなる1.2%の金利アップ施策を実施した。キャンペーン期間中での限定にはなるが、円定期預金5年ものでの適用となる。同時に1年ものの円定期預金も0.8%といった高水準に引き上げ、普通預金も3月より、ダイヤモンドステージという優遇プログラム最上位のものの金利を0.4%とする。

他行に比べ先駆けて金利アップをしたのは1月の追加利上げを見越して実施したと思われる。1月にはオリックス銀行が、スーパー定期1年ものの金利を0.85%に引き上げ、新生銀行の1年ものを上回った。またソニー銀行の円定期預金1年ものも、0.8%と新生銀行の金利を合わせてきた。今月には地銀のネット専用支店である愛媛銀行八十八カ所支店が、特別金利プラン1年ものを0.85%、香川銀行セルフうどん支店は100万円以内を0.75%、100万円以上を0.7%と大きく金利をアップした。

先にも述べたが、1年ものの定期預金金利が上昇している背景には、金融商品が上昇局面に入っているため、長期的なものより短期で資金を回していった方が、より利息を受けられるとの思惑がある顧客の、預金取り込みを図っているようだ。特に地銀は地元だけでは限界があるため、県外からも一層預金を集めたいだろう。今後短期の定期預金金利の上昇も期待できるし、長期のものも各行1%を超えてくると思われ、銀行間の預金争奪戦が繰り広げられそうだ。銀行は大変だろうがこちらとしては金利が上がっていくのはうれしい限り。

【2月期】

スタートアップ円定期預金
3ヶ月もの1.20%
円定期預金(インターネット限定)
冬の金利アップキャンペーン
1年0.8%
5年1.2%
2025年3月10日まで

【2月期】

スーパー定期(インターネット専用)
1年0.85%
3年0.65%
5年0.70%
7年0.75%

【2月期】

円定期預金
1年0.80%
2年0.30%

【2月期】

だんだん定期預金ワイド特別金利
(100万円以上300万円以内)
1年0.40%→0.85%
特別金利プラン
(300万円以上1000万円以下)
1年0.70%→0.85%
2年0.40%
3年0.43%
4年0.47%
5年0.50%

【2月期】

超金利トッピング定期預金(100万円以内)
1年0.45%→0.75%
金利トッピング定期預金
1年0.40%→0.70%
2年0.40%→0.70%
3年0.45%
5年0.50%

【2月期】

円定期預金 BANK The 定期
(50万円以上単利型)
6ヶ月0.40%→0.80%
1年0.45%
円定期預金 BANK The 定期
(50万円以上半年複利型)
2年0.50%
3年0.55%
5年0.65%

【2月期】

定期預金チャレンジ
1年0.50%
2年0.60%
3年0.70%

新生銀行は、上記で述べたように冬の金利アップキャンペーンにより、インターネット限定の円定期預金5年ものが1.2%と1%を超え他行に差をつけた。1,000万円を預ければ5年後の満期受取りが480,000円(税引)になる。1年ものでも0.8%なので短期間に利息を受取りたいならすぐにでも申込みたい。

オリックス銀行も毎月じわじわと金利を引上げていたが、新生銀行の引上げに連れて1年ものを0.85%で短期のものではネットバンキングの中ではトップの利率だ。1,000万円預ければ68,000円(税引)も利息が受け取れる。つなぎで預金をするならオリックス銀行のスーパー定期1年ものがいいだろう。長期のものでは7年ものが0.75%という好金利。1,000万円の預入れで満期に42万円(税引後)、5年ものでも0.7%で満期に28万円(税引後)利息がもらえる。気長に利息の受取りを待つならここの定期預金にしたら良いだろう。

ソニー銀行も短期の円定期預金1年ものが0.8%と新生銀行の円定期預金1年ものに合わせてきた。1,000万円を預ければ68,000円(税引)の利息が受け取れる。つなぎの定期預金するならソニー銀行もおすすめだ。

香川銀行セルフうどん支店は、毎月小幅ながら利上げしていたが、残念ながら今月の利上げはなかった。他行が一気に上げてきたため、金利見直しを検討しているかもしれない。長期金利は他行に引けを取らない利率となっているため、今後の利上げに期待したい。

愛媛銀行八十八カ所支店は、300万円以上の定期預金1年ものの特別金利が0.7%に上昇。他行の利上げに負けまいと健闘している。中長期の利率は据え置きであり、他行のネット預金の方が有利だが、香川セルフうどん支店同様今後の金利上昇に期待したい。

あおぞら銀行の円定期預金「BANKThe定期(BANK口座限定)」の金利は今月は据え置きだった。3年ものが0.55%、5年ものが年0.65%で新生銀行やオリックス銀行より利率が下回ってはいるがこちらも好金利だ。さらに2年もの1年もの6ヶ月ものの金利も高く、短期間で資金があり、高い利息を受け取りたいなら、あおぞら銀行のBANKThe定期はまだおすすめだ。特に2年以上のBANKThe定期なら、単利に比べ増額になる半年複利型だから5年ものであれば、300万円預け入れた場合の利息は、税引き後平均利回りが、0.525%で5年合計の金利が78,750円の受取りになる。

ハナ信用組合は、3年もので0.7%と紹介した銀行の中で金利が最高値。1,000万円を預ければ年間で税引き後56,000円。3年で168,000円の利息が受け取れる。1年で利息を受け取りたいなら、1年ものでも0.5%で10万円からの預け入れが可能なので他行よりも有利だ。しかし高金利だった定期預金の金利も、他行がじわじわと引上げされそれほど魅力的な金利ではなくなってきた。キャンペーン終了後の新商品の登場に注目したい。

ネット銀行の多くは店舗や窓口を持たないインターネットでの取引きとなる。入出金や振込みなどの制限や手数料については各行により違いがあり、これらの銀行には専用のATMがあまりないため、コンビニや提携金融機関のATMを利用する。香川銀行セルフうどん支店は提携金融機関でも入出金できる。またソニー銀行や愛媛銀行八十八カ所支店はコンビニやゆうちょ銀行他のATMで入出金できるが、月4回までが無料で5回目からは手数料がかかるという制限付き。

オリックス銀行はキャッシュカードがなく完全振込み型になるため、引き出したい場合は、他金融機関の口座にいったん振込み後引き出すしかない。月2回まで無料で3回目からは220円の手数料がかかる。

ネット銀行によるインターネット取引きは、この他にも多くの金融機関で実施しており、サービスも各行取り揃えている。金利も毎月変動しているから、より高い金利を選び利息を取得したい。

2.金利だけではなく優遇サービスの充実も重視

筆者がメインで利用している新生銀行であるが、ここのサービスはありがたい。他行同様入出金や振込みに制限があるが、取引きや残高などに応じてサービスが優遇される、ステップアッププログラムという、一番下のスタンダードから最高位のダイヤモンドまで5ランクのステージがある。

一定の条件をクリアしたため現在ダイヤモンドというステージになっているが、入出金がコンビニのATMなどでいつでも無料で利用できる。更にオンラインから他行宛振込手数料が月10回まで無料という優遇サービスが提供される。いちいち窓口まで行かずスマホからできるので大変便利だ。

ネット銀行によるインターネット取引きは、この他にも多くの金融機関で実施しており、サービスも各行取り揃えている。金利も毎月変動しているから、より高い金利を選び利息を取得したい。

3.懸賞金付定期預金はわくわく楽しい

【2月期】

懸賞金付き定期預金スーパードリーム
1年0.125%
1等賞 10万円
30周年感謝賞:50,000円相当
2等賞 1万円
3等賞 1,000円
城南特選グルメ

さてなぜか城南信用金庫。都内を中心に展開する信用金庫であるが、ここの推しは懸賞金付きの定期預金だ。懸賞金とグルメギフトやお米が当たる抽せん権が10万円に付き1本もらえる。そして今月金利が0.1%も上がり0.125%になった。100万円預ければ1,000円の利息がもらえる。

当選金は1等が10万円。一番低い金額は3等賞の1,000円で、100本につき必ず1本は3等賞が当たる。また100本につき30%くらいの確率で3,000円相当のグルメギフトが当たる。ただし当選金は定期預金が満期になった時点で支払われるため、中途解約をすると当選した賞品はもらえるが、当選金は無効になってしまうので注意が必要だ。

この懸賞金付定期預金は年2回募集している。1,000万円預ければ金利で1万円、当選金は最低でも年間1,600円(税引き後)もらえて、グルメギフトやお米も当選するかもしれない。また懸賞金も2等1万円、1等10万円が当たるかもしれないという楽しみがあり、わくわくしておもしろい定期預金。来年5月抽選の第61回は、30周年感謝賞という50,000円相当の、有名レストランディナー招待券が懸賞に組み込まれた。ささやかだけど夢を買うのも楽しめる。

国が発行する元本保証の個人向け国債

1.1.変動金利・固定金利とも上昇高水準継続! 

[変動金利型10年満期]

第178回 年率0.75%
第179回 年率0.83%

[固定金利型5年満期]

第166回年率0.77%
第167回年率0.89%

[固定金利型3年満期]

第176回 年率0.62%
第177回 年率0.74%

個人向け国債は、国が発行する債権で国が破綻しない限り、元本は保証されるので、株式投資のようなリスクはない。変動金利型なら10年満期になり金利が上がれば受取る利子が上がり、下がれば利子も下がるしくみで、0.83%でも半年後には倍に上がり、逆に半分に下がってたりするかもしれない。

固定金利型であれば2月募集が、5年満期で年0.89%の利息が保証される。1,000万円預ければ年間で税引き後71,200円なので半年ごとに35,600円受け取れる。1月に続き今月も変動金利型・固定金利型とも上昇した。というより昨年10月から毎月上昇中だ。下の数字は個人向け国債の昨年の利率の動向であるが10月に比べ、固定金利3年は倍以上に上がり、5年も倍近く上がり、変動金利は0.26%上がった。

追加利上げによる金融政策で銀行金利が上昇するのに合わせ、個人向け国債も高水準で上昇している。筆者もこれほどまでに上昇するとは思わなかったので、個人向け国債を繰り返し買い替えていたが、高いと思っていた金利も低くなり、とうとう半値になってしまったものもある。昨年5月に購入したものであるが、解約して買い替えするにはあと3ヶ月待たなくてはならない。またもらった配当金も返還しなくてはならないため1年間ムダな投資をしてしまった。

銀行預金金利も個人向け国債も現在上昇局面を迎えている。日銀は追加利上げを年末にする可能性があるとし、来年までに政策金利を1.5%程度にしたい意向を示した。こうなってくるとすぐに解約できず、配当金も返還しなくてはならない個人向け国債は、今すぐに購入しなくても良いかもしれない。先に述べたように、銀行金利は6ヶ月もので0.8%を超えているものがある。短期で資金を回し、有利な場面で個人向け国債を購入するといった計画で、様子見するのが賢明である。

乗物旅行好きなら保有したい銘柄期待の8社

1.交通系企業は業績回復!アフターコロナに突入

最後は株式投資。配当利回りが良い分株価が下がれば、元本割れするというリスクもあるので、業績を見たり経済状況を見ながら購入してもらいたい。今の状況は実体経済に伴っているとは言えない銘柄もある。新NISAによる個人投資家の参入、外国人投資家による買い入れなど過熱感が見受けられる。一時記録的な暴落により株価は大きく下落したが、株価は戻り、上昇基調にある。購入のタイミングであるが、下がったところをコツコツと拾っていきたい。

下記の8銘柄は以前から注目している交通系銘柄であるが、8社合計の株価は19,181円。これを全て100株づつ購入した場合、1月8日現在の株価で1,918,100円。現在の配当金で1年保有すれば37,500円受取れ、配当利回りが1.96%で定期預金などに比べ高配当だ。しかも株主優待ももらえるからかなり贅沢な旅行ができる。

だが、株価が下がり元本割れというリスクもあるので、先に述べたように慎重に購入したい。長期保有のつもりならば多少のリスクも織り込んで購入されたし。

株主優待券はアマゾンで購入

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2.日経平均株価は一進一退 トランプ関税で様子見が妥当

株式市場は昨年末、日経平均株価は終値が39,894円ともう少しのところで40,000円を超えなかったものの、年末の終値としては35年ぶりの最高値。年間の上げ幅は19%上昇し6,430円高であった。昨年8月3日には歴史的な急落により4,451円も下落。しかし翌日には一転、歴史的急騰となり一時3,400円を超え、終値は過去最高幅の2,957円となるなど荒い展開になる時期もあった。

昨年7月11日に終値で過去最高値を更新する42,426円を付けたものの、その後は一進一退。40,000円を超えると下落に転じ38,000円程度まで下げれば上昇を繰り返し、どちらに振れるか判断が難しいが、市場は強気の予想だ。米経済の底堅い景気を背景に円安が続き、日本の輸出株や半導体企業業績の増益も見込め、外国人投資家が日本株を購入している状態で、今年も上昇が期待できるとのことだ。

一方新NISAの加入数の鈍化など、個人投資家の購入意欲にややかげりが見え始め、ここのところ勢いがなくなったように思える。今年に入り取引期間中に40,000円を超えたのが5日間ほどあったが、終値で40,000円を超えたのは1月7日の1日だけだ。筆者はこの日から40,000円台を固め、上昇を試すものかと予測していた。しかし相変わらず株価は、38,000円台〜39,000円台を行ったりきたり。下落から上昇に転じても、今ひとつ強い相場感が感じられない。

先月調査の1月8日から2月5日までの日経平均株価は−1,150円。横ばいといえば横ばいだが、2月3日米トランプ大統領のメキシコやカナダ・中国に関税を課すと発表し、世界経済や企業業績への悪影響が警戒され、世界的なインフレ懸念の高まりから、投資家の動揺が広がり日経平均株価は一時1,100円安となり、終値は前日比−1,052円となった。その翌日関税について、発動を1カ月猶予する方針を示したことから懸念材料が後退。

翌日、日経平均株価は一時600円を超えるが、終値は前日比+278円という前日の下げをカバーするには至らなかった。こうしたことから市場ではまだ、景気後退懸念は払拭されておらず、弱気の相場が感じられる。前月のレポートでは、これから上昇が見込まれ、買いを入れても良いだろうと述べたが、もう一段の下げがあるのではないかという予感がするため、様子見をしたい。ただし急落しても、その後大きく崩れることはないと思うので、大きく下げれば買い場と考えたい。 

37,000円を切れば迷わず買いだ。上昇局面では必ず急落する場面がある。長期での保有であれば急落に動揺せずじっくりと相場を見届けてもらいたい。短期売買を戦略にしているなら、急落時に購入、急騰したら逆に売りという売買を繰り返し、利益を出せれば今の相場に乗って行けるだろう。もちろん利益を出し続けるのは不可能であるから、購入から○%下げたら損切りするなど、それぞれのスタンスでルールづくりをすることが必要である。

さて2月5日の対象銘柄の株価は以下の通り。それぞれの企業で2024年の中間決算の発表があり、交通系各社の経営成績は前年に比べ増収増益の企業が多く、好調ではあるが株価に大きな変化はなく、先月から上昇したのは3社。8社合計で353円下落した。3月の優待権利取りに向けた買いが見込めるが、先に述べたように今は相場が弱く感じられるため、買いは慎重に行ったほうが良い。大きく下落する局面がチャンスと見て様子見をしたい。

【日経平均株価】

1/8株価:39,981円   2/5株価:38,831円

1/8株価:2,718円 2/5株価:2,684円
年初来高値3,108円(2/6)
年初来安値2,353円(8/5)
株主優待運賃・料金割引券 
所有株式数300株ごとに1枚
権利獲得月3月
年間配当1株 52円
1/8株価:2,627円2/5株価:2,652円
年初来高値4,138円(1/16)
年初来安値2,212円(8/5)
株主優待東武線全線優待乗車証
所有株式数100株2枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 55円
1/8株価:1,445円 2/5株価:1,457円
年初来高値2,372円(1/16)
年初来安値1,314円(8/5)
株主優待小田急線全線優待乗車
所有株式数500株4枚
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 30円 
1/8株価:4,064円 2/5株価:3,744円
年初来高値4,758円(1/12)
年初来安値3,741円(2/5)
カード1枚
権利獲得月:3月末/9月末
阪急阪神共通回数カード
株主優待
所有株式数
100株2回乗車分
所有株式数100株2回乗車分カード1枚
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 60円
1/8株価:1,720円 2/5株価:1,683円
年初来高値2,394円(1/16)
年初来安値1,600円(8/5 )
株主優待乗車証観光施設優待利用券の冊子
所有株式数200株1冊(200株保有は3月のみ)
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 30円
1/8株価:1,294円  2/5株価:1,319円
年初来高値1,455円(3/26)
年初来安値1,058円(8/5)
株主優待電車・バス全線きっぷ
所有株式数100株2枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 18円
1/8株価:2,843円 2/5株価:2,839円
年初来高値3,385円(2/1 )
年初来安値2,596円(8/5)
株主優待航空運賃割引券
所有株式数100株1枚
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 50円
1/8株価:2,470円 2/5株価:2,450円
年初来高値2,956円(3/22)
年初来安値2,088円(8/5)
株主優待国内線航空運賃50%割引券
所有株式数100株1枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月3月末/9月末
年間配当1株 80円

今回もいろいろと個人的な見解を述べたが、株は自己責任で投資を行なうようにしてください。

高金利・高配当金融商品で分散投資

1.1,000万円以上の資金なら複数の口座でリスク回避

さて、ここまで高金利金融商品や交通系株式銘柄を紹介したが、改めてどんな購入法が効果的に高い利息や、配当金を取得できるか高い金利のものを明記したい。

スタートアップ円定期預金3ヶ月もの1.2%

円定期預金 5年1.20%

スーパー定期 1年0.85%

スーパー定期 5年0.70%

円定期預金 1年0.80%

特別金利プラン 1年0.85%

(300万円以上1,000万円以下)

超金利トッピング定期預金1年0.75%

金利トッピング定期預金 5年0.70%

BANKThe定期  6ヶ月単利型0.80%

BANKThe定期  5年半年複利型0.65%

懸賞金付き定期預金スーパードリーム

10万円以上金利  0.125%

1等賞 10万円

定期預金チャレンジ3年  0.70%

第167回 年率0.89%

2/5 現在配当利回り1.96%

上記の金融商品を、銀行破綻や株式投資で株価下落などのリスク回避するため、銀行預金と個人向け国債、株式投資に分散して運用し、満期後の受取り金額を算出する。

2.資金1,500万円の資産運用でいい夫婦旅行

(定期預金利息は全て満期に合算して支払われます)

満期に受取った利息金で豪華な旅行もいいが、ひとまず年間利息を先取りする形で旅行計画を立てる。

①はSBI新生銀行のネット限定円定期預金5年もの、1.2%をキャンペーン期間中に申込み。オリックス銀行円定期預金1年ものと合わせ年130,000円の利息。夫婦2人での旅行なら1人65,000円づつの旅行費用になる。東北や北陸、関西への豪華な旅行ができる。近場なら2泊3日の旅行も可能だ。

②は愛媛銀行八十八ヶ所支店の円定期預金特別金利1年ものと、個人向け国債を合わせたシンプルな組み合わせ。個人向け国債固定5年の金利は、0.89%と銀行金利よりも高い利率だ。愛媛銀行八十八ヶ所支店の円定期預金特別金利も、0.85%という1年ものでは高金利で、68,000円の配当金が受けられる。この2つの組み合わせで103,600円の年間利息。夫婦2人での旅行なら、1人51,800円の旅行費用になる。東なら仙台や長野、西なら名古屋方面に新幹線や特急列車利用で、豪華なホテルや旅館に宿泊可能だ。

③は個人向け国債固定5年ものとオリックス銀行スーパー定期1年もの0.85%、交通系銘柄の株式投資と3つの組み合わせ。年間利息と配当金などで年126,860円と高配当。夫婦2人なら1人63,430円の旅行費用。交通系の優待きっぷももらえるので、かなり贅沢な旅行ができる。2泊3日で遠方での旅行も可能だ。これに株価も値上がりして買値を上回っていたら楽しい旅行も倍増するのだ。

こう見ると①③の運用での受取りがいちばん高いが、③の場合は株式の場合元本割れリスクがある。各ネット銀行の定期預金利率が、一気に上がり大きな利回りが期待できるようになった。個人向け国債の利率も上昇傾向にありこれから先、高水準の利率に上昇することが期待できるので、タイミングを見極めてリスクが少ない高金利のものを購入したい。

金利が上昇するようなら定期預金も個人向け国債もいったん解約して、新金利の定期預金に入り直すということも考えたい。その場合、それぞれの金融機関の窓口で相談してみてください。

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― 資産運用で資金を仕分けするアッキー ―

定期預金はこんだけ ((φ(-ω- )カキカキ

年間でもらえる利息は64,000円 (・ω・`)

   

しかしチマチマとメンドクセー ( ̄∀ ̄;)

     (>_< )イヤッ( >_<)ダメダダメ

  よぉーく考えよぅ(ーoー#)

― 突然歌い出す陽気なアッキー―

        

  _φ(・ω・´;)カキカキ

― 意外と冷静で現実的なアッキー―

    

 ナニか珍しく真剣だね (’~’ *)

     

 う~む覚りを開いたか(゚ー゚*)

    

      

― 改心が見られるアッ ドカッ🗯

┗┐ヽ(°Д°||)/─!!! やかましいわ

― ……💧―

ヽ(  ゚∀゚)ノ:゙;`゙;`やめたやめた

       壊れたか (-д-*)

資産運用も大事ですが、楽しみながらほどほどに。メリハリつけてお金を使いましょう。

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