東京メトロ日比谷線 中央区街並み散策

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オフィスビル立ち並ぶ新大橋通り

1.沿道には老舗の商店も健在

築地本願寺を右側に新大橋通りを八丁堀方面に向かいますが、築地駅との区間は結構距離があります。道路沿いはオフィスビルが立ち並びますが、食文化の街らしくところどころで老舗の商店が多く存在します。昔懐かしい豆腐屋さん。都心の真ん中で頑張って営業している。1丁100円、200円で販売。朝早くから仕込みしてるんだろうねえ。

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おにぎり屋さんも安い単価で販売して頑張っている。有名店なのか購入するお客さんが行列していた。

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少し歩くと東京メトロ有楽町線の新富町駅出入り口が設置され、脇には首都高速道路があり新富町出口になっています。沿道沿いにはオフィスビルの他ビジネスホテルが並んでいます。銀座や築地に観光に来る外国人が良く宿泊するのでしょうか。

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2.まちかどは緑多く水辺豊かで憩いの場に 

さらに進んでいくと緑豊かな公園があります。桜川公園と言って桜の木がたくさん植えられていて、春は桜が咲き誇りお花見が楽しめるようです。地元住民の方達が木陰で一休みしています。

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このあたりは入り船や、湊と言った地名があり川や舟、漁業などを連想させますね。新大橋通りから外れてまちかどを散策してみました。ここのお肉屋さん、お弁当も販売しているのですが何しろボリュームがすごい。以前本社勤務の時同僚が買って食べてたのを見ましたが、幕の内弁当のおかずに揚げ物がこれでもかと入っている最強の弁当。

オカズはヒレカツ・唐揚げ・カニクリームコロッケ・焼き豚・焼売・ウインナー他、一つひとつの具がまたデカい。値段は900円くらいだったでしょうか。メタボなオヤジが食べてたけど、こんなの食べるからそんお腹になってしまうんだぞ…とは言えなかった💧

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隅田川方面に歩いて行くと神社がありました。鉄砲洲稲荷神社といい平安時代、凶作に悩む荏原郡桜田郷の住民が産土神生成太神(いなりのおおかみ)として祀り日々の御守護を祈願しました。鐵砲洲生成太神の名は船乗人の海上守護の神として全国に広まり、今なお『冬至開運祈願祭』に授与する「金銀富貴」の神礼は日本中の人々から拝戴されています

(鉄砲洲神社ホームページより)

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境内には立派な本殿が、社寺大好きなわたしは必ずお詣りをします。あまりご利益は期待しませんが、家族平凡な暮らしができればいいです。あと良い職場に着任できるようにお願いしました。

鐵砲洲稲荷神社社殿。1935年に造営され拝殿・幣殿・本殿がつながる権現造。

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隅田川方面に歩いて行くと亀島川というわりとキレイな川があります。遊歩道のベンチに座り、のんびり休んでいる人もいてここにも憩いの場が。先に見えるのは南高橋でその先で隅田川の合流します。川に停泊している多数の船。モーターボートや操業船、屋形船もありますね。以前この辺りから釣り船に乗り隅田川から東京湾に出航したこともありました。

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八丁堀駅は鍛冶橋通り沿いに出入り口がいくつかあります。その理由としてJRの駅も併設されており、駅が鍛冶橋通りの下にあるからと思われます。

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ディズニーランドへ行くと思われる家族連れや外国人観光客が良く見られる。

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オフィスが多いことから居酒屋が多い。新大橋通りを歩くと立ち飲みバーで珍しいワインやウィスキーなど洋酒が楽しめる店があり、酒にあったおつまみも充実。店の入り口には食材が販売されている。

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路地裏に入ると安くて酒が旨そうな居酒屋があって、つい立ち寄りたくなる。

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3.まちかど展示館で歴史と文化を学ぶ

新大橋通りから路地裏を通り、平成通りを歩いてみる。途中坂本町公園と表示が出ているものの遊具やベンチもなく、「まちかど展示館」という神輿や山車など祭り関連の品々がひっそりとショーケースに展示されていました。

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展示館の脇に「中央区まちかど展示館」という配布用の冊子があったのでいただきました。この冊子は中央区に伝わる名所や旧跡、お祭りなどさまざまな文化資源を広く伝えるため各地にある「まちかど展示館」を掲載して中央区の歴史と伝統を紹介しています。

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中央区内にある「まちかど展示館」30カ所を紹介した冊子で、ここの展示館は「兜町・茅場町まちかど展示館」と言って3つの町会が誇る、大小の神輿や山車を展示しています。またMAPによると、その中には先ほど立ち寄った銀座の「松竹大谷図書館」がありました。

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この冊子によれば、この神輿などは山王祭で中央通りが舞台の下町連合渡御で巡行しているようです。神幸祭で御旅所祭が行われ、下町連合渡御ではスタート地点にあるという日本橋日枝神社(摂社)が近くにあるので行ってみました。

日本橋日枝神社。赤坂日枝神社の摂社。

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御祭神は日枝大神(大山咋神・国常立神・伊弉冉神・足仲彦尊)相殿は菅原大神(菅原道真公)・稲荷大神(宇氣母智神)・浅間大神(木花佐久夜比売命)。天正十八年(1590)徳川家康公が江戸城に入城、日枝大神を崇敬されて以来、御旅所の存する「八丁堀北嶋(鎧島)祓所」まで神輿が船で神幸された事に始まります。「摂社」「御旅所」と呼ばれ江戸の時代より氏子崇敬者に親しまれ、年間を通して各種祭典やご祈祷、結婚式など様々な事を御奉仕しています。(日本橋日枝神社ホームページより) 

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