JR東日本ホリデーパスでローカル線旅 いわてホリデーパス編

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高速バス、夜行バスはオリオンバス

こんにちはブログ管理者アッキーです。訪問ありがとうございます\(^o^)/

前回秋田県で使えるJR東日本が発行する、あきたホリデーパスを紹介しましたが、調べていくと、岩手県内でも使える、JR普通列車が乗降り自由のフリーパスも出ていたので、お得な利用法などを調査してみたいと思います。

岩手県の観光情報は下記の公式観光サイトを参照ください🔽

岩手県は自然に恵まれた環境で魅力度バツグン

1.人気が今ひとつ いわての観光名所をアピールしたい!

岩手県は記事を書くたび述べさせてもらっているが、前職の営業員時代に最も長く担当した県で、取引先も広範囲にあることで、ほぼ全域訪れた。今の仕事でも昨年は三陸宮古へ、一昨年は盛岡市へ出張に行くという、何か縁のある県で馴染み深い。訪れるたびに風景や空気に触れ、昔懐かしい思い出がよみがえる。

岩手県には文化遺産に指定される寺院を始め、歴史的建造物、景勝地や緑豊かな高原、三陸海岸が広がる自然が多い場所であるが、観光地としての人気は、関東や東海、関西の観光地に比べると知名度が低いのか、観光客が少ないように感じる。東北の各県に言えることではあるが、もっと観光名所などの魅力をアピールして行きたいと思います。

岩手県を鉄道旅するのにお得なフリーきっぷは過去に、きたいわてぐるっとパスや三陸鉄道全線フリー乗車券、もりもりフリーパスなどを紹介した。しかしこのフリーパスはいずれも三陸鉄道リアス線や、いわて銀河鉄道線が中心で、JR線が乗降り自由のフリーパスというのは今回が初めてだ。

発売期間が2025年2月15日以降通年となっているので、以前から季節ごとに期間限定などで発売されていた、ホリデーパスではないようだ。また他のホリデーパスと同様に土休日やGW・お盆・年末年始に利用でき有効期間は1日間という利用条件。新幹線は盛岡駅-雫石駅間のこまちに限り利用可能。

2.いわて銀河鉄道線・三陸鉄道に次ぐお得きっぷか!?

いわてホリデーパスの詳細は下記の通り。前回も述べたがこういうフリーパスを利用する人は、岩手までどうやって来る人なのだろう。航空機なら花巻空港。夜行のハイウェイバスで盛岡駅まで来る人。または岩手県に住む人や近県の人なのか?今回もそんな疑問がありつつも、お得感を調査していくことにする。

土・休日(他特定期間もあり)の1日間、フリーエリア内の普通列車(快速を含む)の普通車自由席、BRT(盛~気仙沼~柳津)及び東日本交通バス(茂市~岩泉病院間)が乗降り自由なきっぷ。

発売期間:通年

有効期間:1日間

利用期間:土・休日

ただし4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月23日~1月7日は毎日利用可能。

値段:大人2,510円 小児1,250円

・フリーエリア内では、普通列車(快速含む)の普通車自由席、BRT(盛~柳津)及び東日本交通バス(茂市~岩泉病院間)が乗降り自由。IGRいわて銀河鉄道線の「盛岡~好摩間」も乗降り自由。

・新幹線は利用不可。ただし、秋田新幹線「盛岡~雫石間」に限り別に特急券を買えば利用可能。

岩手県は非常にエリアが広く、普通列車で乗降りして全区間を1日で制覇するのは不可能だ。例えば一ノ関駅から宮古駅まで普通列車で乗り継いでいくと、乗り換え時間も含め4時間30分ほどかかる。しかも盛岡駅から宮古駅まで行く山田線の本数が少なく、1時間おきに出る代行バスは、フリーパスでは乗車できないようだ。この区間を往復するのがやっとだろう。一ノ関駅-宮古駅間の運賃は3,740円、往復すれば7,480円なのでいわてホリデーパスで乗車すれば4,970円お得。

通常運賃  3,740円

もし東京からJR線で一ノ関駅まで行き、いわてホリデーパスで宮古駅まで行く場合。東京都区内駅-一ノ関駅間の往復運賃は14,960円。一ノ関駅からいわてホリデーパスを利用して宮古駅を往復する場合、合計のきっぷ代は17,470円。東京都区内駅から宮古駅まで乗車県を往復で購入した場合よりも2,550円安く、往復割引が適用されても550円安い。

通常運賃  7,480円

往復運賃 14,960円

いわてホリデーパス2,510円

通常運賃 10,010円

往復運賃 20,020円

(往復割引2026年3月まで18,020円)

盛岡駅からいわて銀河鉄道線に乗り大館駅に行く場合、一ノ関駅から大館駅まで普通列車を乗り継ぐと所要時間は約5時間。運賃は4,430円で、往復すると8,860円なのでいわてホリデーパスなら6,350円もお得。こちらも東京都区内駅から通しで乗車券を購入した場合よりも、いわてホリデーパスを使ったほうがお得だ。

通常運賃  4,430円

通常運賃  7,480円

往復運賃 14,960円

いわてホリデーパス2,510円

通常運賃  10,700円

往復運賃  21,400円

(往復割引2026年3月まで19,380円)

フリーエリアまでのきっぷが付いていない、エリアごとのフリーパスは、発駅から往復きっぷにして割引されると大して差がなくお得感がないが、このフリーパスについては割引額が高くお得なコースづくりができそうだ。ただ有効期間が1日しかないため、乗車する区間も限られてしまうが、岩手の観光名所を巡りながら周遊するコースを考えてみる。

スタート駅は一ノ関駅にしたい。周辺には、世界遺産の奥州平泉があり、構成遺産である、国宝「中尊寺金色堂」や特別名勝「毛越寺庭園」のほか、特別史跡「中尊寺境内」、特別史跡「毛越寺境内附鎮守社跡」、特別史跡「無量光院跡」等がある。また一ノ関駅から東にある猊鼻渓、西にある厳美渓は、それぞれ特徴的な絶景の渓谷が望める。

猊鼻渓は岩手の耶馬渓と呼ばれ、砂鉄川が石灰岩を侵食して出来た100mの断崖が続き、奇岩が多く見られ岩から流れ落ちる滝が点在。厳美渓は国の名勝、天然記念物に指定されており、磐井川の急流による侵食で出来た奇岩があり、橋や河岸など散策路で、遊歩道からの美しい光景が見られる。一ノ関周辺のエリアは1日、時間を取って観光をおすすめします。そういった名所巡りをした翌日に一ノ関駅を出発したい。いわてホリデーパスを使った、岩手県の観光名所巡りを考えてみたので紹介します。

ホリデーパスを使ったお得な周遊コース

1.民話のふるさと遠野に伝わる昔話を体験する

上記でも述べた通り一ノ関周辺は、岩手を代表する観光名所、世界遺産奥州平泉や国の名勝美しい2大渓谷がある。ここを観光してから北へ向かうと、沿線上は花巻や盛岡があり、北上を続けると、大館駅が最終で大館は高山植物や花と緑が豊富で、トレッキングなどを楽しめる地であるようだ。東北本線の途中駅の見どころとなると、美術館や博物館・資料館などが思い浮かぶ。

歴史や文化・伝統を知ることができるが、人気の観光スポットとは言い難い。沿線上を観光しながら、地元食材を使った郷土料理を堪能するのもいいが、一ノ関駅-大館駅を往復するだけではちょっと物足りない。そこで筆者としては以前にも訪れたことがある、柳田邦男の遠野物語で有名な、遠野を経由して三陸方面への鉄道旅をしたい。一ノ関駅から東北本線に乗り、JR花巻線の快速はまゆりに乗車。花巻駅からは三陸鉄道リアス線に乗って宮古へ行くコースだ。

一ノ関駅を7時50分に出発すれば遠野駅には10時5分に到着する。次の列車は11時3分の発車のため遠くには行けないので、遠野駅周辺散策になる。遠野駅から歩いて8分ほどのところにある、とおの物語の館は、遠野に伝わる民話や日本の昔話を音と映像を使って、体感的に楽しむことができる。遠野の昔話や文化を知ることができる複合施設だ。

また遠野で有名な観光名所といえば「カッパ淵」だが、この「カッパ淵」には、多くのカッパが棲み、人々を驚かし、いたずらをしたといわれている。車で10分ほどの場所にあり、駅前でタクシーに乗れればカッパ淵を散策するのもおすすめ。遠野にはこの他、遠野に伝わる民話の世界を体感できる伝承園や、遠野の昔の農村集落を再現した遠野ふるさと村など見どころが多い。

2.三陸鉄道で絶景の秘境を眺めながらローカル線旅

時間を取って遠野を観光するなら、次の列車は釜石行きなら、13時8分発の快速はまゆり。花巻行きなら、12時18分の快速はまゆりか、13時8分の普通列車を予定すれば良い。今回のコースは慌ただしいが11時3分の釜石行き普通列車に乗車する。釜石駅から三陸鉄道リアス線に乗り宮古駅へ向かう。三陸鉄道はフリーパスの対象外なので別に乗車運賃1,540円が必要。

三陸鉄道リアス線は、岩手県の盛駅−久慈駅の全長163kmを結ぶ、第三セクターの鉄道で、三陸の壮大な海岸線や秘境の景色を眺めながら、のんびり走るローカル線だ。宮古で国の名勝に指定される、三陸を代表する景勝地、浄土ヶ浜を訪れたい。5200万年前に形成された迫力ある、巨岩が林立する鋭く尖った白い流紋岩が連なり、奇岩を形成している。

浄土ヶ浜を観光後、宮古駅を15時54分発のJR山田線に乗り、盛岡駅に向かう。JR山田線は人家もほとんどない、険しい勾配などの山中を走り、東北の中でも有数の秘境線である。1日の本数があまりないが、宮古駅から盛岡駅まで代行バスを走らせている。いわてホリデーパスでは代行バスには乗れないので注意が必要。

盛岡駅には18時21分に到着しすぐに一ノ関駅に行ってもいいが、盛岡の名物料理冷麺や、わんこそばなどを食べに盛岡市内の名店巡りも楽しみたい。一ノ関駅に到着するのが遅くても良いなら、20時46分発の一ノ関行き普通列車があり、東京方面に帰るなら、20時50分発の東北新幹線はやぶさが最終。

3.東北本線・花巻線・三陸鉄道リアス線乗換え情報

➡JR東北本線

➡JR花巻線・快速はまゆり

➡JR釜石線

➡三陸鉄道リアス線

乗車運賃1,540円

➡JR山田線

➡JR東北本線

この区間を周遊した場合の、JR線の通常運賃は6,380円。いわてホリデーパスなら2,510円なので3,870円お得。もし東京都区内駅−釜石駅・宮古駅−東京都区内駅というきっぷを購入した場合、19,470円の乗車運賃。このJR線の区間を、いわてホリデーパスを利用して、東京都区内駅−一ノ関駅のきっぷを購入した場合の、往復運賃は14,960円。いわてホリデーパスの値段は2,510円で合計17,470円なので、いわてホリデーパスを使えば2,000円お得だ。

東京方面から行く場合は、一ノ関駅まであくまでも新幹線利用という設定で考えているが、普通列車で乗り継いでいく場合は、時期によっては青春18きっぷや、東日本のんびり旅パスなどのお得きっぷを使った方が、良いことは言うまでもない。

観光名所見どころおすすめスポット

1.岩手の自然・歴史・文化に触れ合う

猊鼻渓。日本百景のひとつの国の名勝。迫力ある断崖絶壁と四季折々で美しい風景が望める。

▼中尊寺境内には、平安時代奥州藤原氏初代藤原清衡によって創建された国宝金色堂がある。  拝観料:大人1,000円 

▼カッパ淵。ここに多くのカッパがいて、人にいたずらをするといわれている。

▼遠野ふるさと村。遠野の昔の農村集落を再現した施設。

▼遠野伝承園。遠野に伝わる民話の世界を体感できる施設。園内には重要文化財の南部曲り家や佐々木喜善記念館などがある。

三陸鉄道リアス線。雄大な三陸の海を眺めながらのんびり走る観光列車。

浄土ケ浜。霊鏡竜湖和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた。

2.盛岡・三陸を周遊するならきたいわてぐるっとパスがお得

過去記事でも紹介した通り、二戸駅や盛岡駅から三陸鉄道に乗って観光するなら、きたいわてぐるっとパスを利用しよう。このフリーパスは下記の区間を一方向に限り、どこから乗っても、何度でも途中下車が可能な乗降り自由のきっぷ。(いわて銀河鉄道線、二戸駅―金田一温泉駅間は折り返し乗車ができる)

三陸鉄道も利用可能で有効期間が3日間。値段が5,200円なので、盛岡駅や二戸駅から北岩手を周遊するならこのフリーパスがお得です。

値段:5,200円(こども半額)

発売期間:通年

有効期間:3日間

発売箇所:盛岡駅・二戸駅・宮古駅・久慈駅他

以下の路線を一方向に限り、どこから乗っても何度でも乗り降り自由となります。
・IGRいわて銀河鉄道:盛岡駅~金田一温泉駅間(二戸駅~金田一温泉駅間は折返し乗車が可能です。)
・JRバス東北スワロー号:二戸駅~久慈駅間
・三陸鉄道:久慈駅〜宮古駅間
・岩手県北バス:宮古駅~盛岡駅間

提携施設や店鋪などで優待割引特典が受けられます。

 ねえお父さん   池と沼の違いって何?   (’。’ *) 

(。 ̄∀ ̄)b カッパがいるかいないかの違いだな カッパがいる方が沼だ!

ふ~ん池にはカッパはいないんだ(’~ ‘ *) 

<(;  ̄∀ ̄)  池には鯉がいて白鳥がいるのが湖

カッパは普段なにを食べてるの?(’- ‘ *)

(  ̄∀ ̄)b  だからキュウリを餌にしてカッパを釣るんだ

だからキュウリを巻いたお寿司をかっぱ巻きって言うんだ   (’ᴗ ‘ *) 

(。´-∀-)◇q    カッパはキュウリを肴に酒を飲んでるんだな

キュウリとお酒はどこで手に入れてるんだろうね       (’▽’ *) 

(。-∀-)   決まってんだろ!カッパらってくんだよ

酔っ払いの言うことなんか信じちゃダメよ!   (-” -*)  

   なんかお父さんがカッパに見えてきたわ    (’~ ‘ *) 

🥒(๑-⊖-)◇q   カッパッパー  ルンパッパ♪ カッパいい気持い〜♫

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