JREBANK優待割引券で仙台・山形歴史巡り 2日目

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お土産品のショッピングを楽しんだ後は仙台城跡(青葉城)に向かう。仙台城は1602年初代藩主伊達政宗公が創建したお城。

青葉城址。入口に鎮座する大鳥居。

浦安橋。カップルで渡ると永遠に愛が続くという言い伝えがある。

護国神社に鎮座する鳥居。

護国神社は明治天皇の思し召しにより、明治維新から大東亜戦争に至るまでの戦没者を祀る神社。明治37年仙台城本丸跡に招魂社として創建した。

▼宮城縣護国神社。戦没者を慰霊する神社。

仙台城跡。仙台城は17世紀はじめに伊達政宗によって築かれ明治時代になるまでの270年間仙台藩伊達氏の居城であった。城の建築場所青葉山はかつては霊場で、そこに自然地形を活かし高い石垣をもつ城郭を築いた。将軍家康の警戒を避けるため天守閣は設けなかったと言われている。

甲冑姿で馬に乗る伊達政宗の銅像が仙台城本丸跡に建つ。宮城県出身の彫刻家小室達氏の作。昭和10年に作られたが第二次世界大戦時に除去された。戦後保存されていた型を用いて昭和39年に復元された。

伊達政宗公騎馬像。仙台城本丸跡には凛とした政宗公騎馬像が建っている。

政宗公騎馬像の前から同じ視線で見た仙台市街が一望できる。

城趾一帯は青葉山公園となっており仙台市内や太平洋が一望できる。遠くに見えるのは仙台大観音。日本で2番目に大きいと言われる地上100mの観音様だ。

史跡仙台城跡の石碑。遠くには太平洋を望む。

仙台城跡を見学したあとは伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」を訪れる。駐車場から瑞鳳殿に向かう途中瑞鳳寺という政宗公の菩提寺として創建されたお寺がある。本尊は毛越寺より遷した釈迦・文殊・普賢の釈迦三尊像。

瑞鳳寺。1637年二代忠宗公によって政宗公の菩提寺として創建された。

瑞鳳殿に続く石段を登る。

瑞鳳殿周辺の観覧見どころマップ。

瑞鳳殿入口近くには、紅葉で染まった美しい光景が目に映る。瑞鳳殿観覧料は大人570円。

中に入るとまず手水舎。手を洗い清める。

瑞鳳殿の正面門は涅槃門と呼ばれている。涅槃とは煩悩を取り払ったり悟りの境地となる状態を意味し、来世という意味にもなる。

涅槃門。樹齢数百年の青森檜葉を用いて焼失前と同様の豪華な飾り彫刻が施されている。

伊達政宗公眠る霊屋瑞鳳殿。伊達政宗は1567年米沢城で生まれ18歳で伊達家を相続した。卓越した武将として東北南部を中心に、諸勢力を鎮圧し平和な状態にし、世に独眼竜政宗の異名を轟かせた。

唐門。天井に金箔を貼り付けたことから金箔門とも称される。正面の虹梁の上下の空間には龍虎図と二十四孝説話を題材にした透し彫りが挿入されている。

瑞鳳殿は1636年70歳で没した政宗公の遺言により、二代藩主伊達忠宗によって造営された墓所である。政宗は生前ホトトギスの初音を聴くためここ経ヶ峯に登り、同行の家臣に死後は当地へ墓所を造るよう命じた。昭和20年に戦災で焼失したが昭和54年に再建した。

伊達政宗公の墓所瑞鳳殿。桃山文化の豪華絢爛な装飾。

瑞鳳殿資料館。霊屋の発掘調査で出土した遺品などが展示されている。撮影は不可だった。

瑞鳳殿見学後、善応殿・感仙殿などがあるエリアを散策する。

この石段は伊達家62万石を表現したものと言われ隙間なく石畳が敷き詰められている。

参道と杉木立。左右にそびえる杉の並木は古いもので樹齢380年にもなる。

感仙殿や善応殿は修繕工事のため、シートや網などが張られ残念ながら充分に観覧ができなかった。

ところどころ紅葉が残り風情がある。

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