JREBANK優待割引券で仙台・山形歴史巡り 1日目

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優待割引券は大宮駅発のやまびこ8時05分発の仙台行き。はやぶさだと早く着いてしまうため少しでも新幹線に乗る時間を長くしたいためやまびこを選んだ。

大宮駅には次から次へと新幹線が到着。高崎行きのたにがわが入線してきたので動画を撮影。

わが家が乗車するやまびこ号が到着。やまびこも今やはやぶさと同じ車両をしているのだね。

仙台駅到着。やまびこでも1時間30分で着いてしまうのだ。実に仙台が近くなった。

レンタカー利用時間にはまだ時間があったので在来線ホームを見学に行ってみた。停車しているのは仙山線。これからわが家が向かう山寺に行く電車だ。出発時間はまだ先のようで残念だが動画が撮れない。

東北本線が入線してきたのでそちらの電車の撮影をする。

仙台駅で駅レンタカーで予約していた車を借り、10時半に出発。晴天を期待していたのだが雨が降ったり止んだりのあいにくの天候。山寺は仙台駅から国道で走り、車で約1時間20分。平日の曇天の上寒さためか参拝客もほとんどいない。

山寺の周辺にあるお土産店や飲食店が並ぶ商店街。

妻と娘が腹が減って石段を登る気力がないというので昼ごはんにそば屋に入る。

店はお土産も置いてある新教坊さん。

そばと芋煮のセット。芋煮は初めての経験。里芋と米沢牛としめじが入った山形の名物料理。里芋と米沢牛絶妙な味わいが口いっぱいに広がり鼻から抜けていく。そばは手打ちのこしがある歯ごたえで蕎麦の香りがとても良く美味しかった。

しかし食べた後も小雨が降ったりやんだり。気温も上がらずひとまず麓の境内を散策する。山寺は正しくを宝珠山立石寺といい860年清和天皇の命令により慈覚大師が創建した天台宗の寺。

奥に見える宝塔は山寺を勅願寺とした清和天皇の供養塔で、天皇の遺徳を慕い、国家の安泰を祈って建立された山寺の中では最も古い石塔。

清和天皇供養塔。清和天皇は日本の第56代天皇。即位当時わずか9歳の少年であった。27歳の時に子に譲位し仏道修行のため30歳で出家。その後31歳で亡くなった。

真っ白い仏、万物供養阿弥陀如来。日常生活において消費させてもらっている、全ての生命を供養してくださっている仏様。

この建物は1356年初代山形城主斯波兼頼が再建した根本中堂。入母屋造り・五間四面建物で、ブナ材建築物では日本最古といわれ、天台宗仏教道場の形式がよく保存されている。

国指定の重要文化財根本中堂。堂内には慈覚大師作と伝える本尊の木造り薬師如来坐像をはじめ、文殊菩薩、毘沙門天などが安置されている。

山寺の守り神日枝神社。慈覚大師の開山にあたり釈迦・薬師・阿弥陀三尊を安置し、守護神とした。

出羽國山寺総鎮守 山寺日枝神社。御祭神は大山咋命(山の神、比叡山に座す地主神)大己貴命(国作り、国護りの神)など。

松尾芭蕉も訪れた屈指の古刹。閑さや岩にしみ入る蝉の声。1689年おくのほそ道をたどり、山寺を訪れた松尾芭蕉の句が詠まれた地として知られる東北有数の霊山。

奥の院に続く玄関口鎌倉時代に建立した茅葺屋根の山門。ここから奥之院まで800段の石段がある。

立石寺山門。開山堂、五天堂、納経堂、奥之院などへの登り口。

この先入山料として300円かかる。奥之院までは奇岩怪石からばる山全体が修行と信仰の場となっており、長い石段を登る参拝ルートの道のりは約1時間かかる。奥之院の展望台まで行き絶景を一望したかったが、小雨が降っていたため石段を登るのは断念した。

この上の建造物などはこちらの案内板で確認ください。

山寺の情報はこちら🔽

山寺には仙山線山寺駅があり山寺までは徒歩で約5分ほど。山寺駅を発車し仙台駅方面に走り去る電車をご覧ください。

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