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今回はみちのくの小京都角館。江戸時代の古い町並みが残る武家屋敷を紹介します。角館の武家屋敷は、以前秋田旅行に行った時に記事をアップしましたが、改めて歴史ときめく町並み探訪で記事公開をします。重複する記事と画像になりますが、歴史ある城下町の武家屋敷群をご覧下さい。
角館武家屋敷の情報はこちらのサイト。

江戸時代の城下町、武家屋敷は秋田新幹線の角館駅で下車する。武家屋敷群は徒歩で15分ほどの場所に位置する。
▼角館駅。角館と言えば人力車。駅のホームにはレトロな人力車が展示館されている。

角館駅前の風景。駅舎は小京都にふさわしく武家屋敷風の入母屋敷薬医門を形どった造り。駅前は素朴だが、蔵造りの建物もあり城下町のような風情がある。

角館駅は普通列車と新幹線の駅が併用されている。

角館駅は秋田内陸縦貫鉄道が乗り入れしている。乗り場はこの先に改札口と待合室がある。

▼急行鷹巣行きの超ローカル線、秋田内陸縦貫鉄道。鷹巣行き急行もりよし。急行列車なのにたった1両での運行。

観光案内所の角館駅前蔵に展示されている車輪。1921年(大正10年)、現在の田沢湖線を走っていた蒸気機関車の車輪。車輪だけではなく蒸気機関車も展示して欲しかった。

角館駅からしばらく歩くと武家屋敷通りの案内板が現れる。角館にある武家屋敷の町並みは、火除けと呼ばれる広場を中心に、北側は武家屋敷が立ち並び、南側は町人や商人が住む区域として区分された歴史的環境。
▼武家屋敷ゾーン。角館の武家屋敷の町並みは、城下町の歴史的環境を伝える価値の高い町並みとして、昭和51年に、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている。

武家屋敷とは、戦国時代以後城下町で、武士が幕府や藩から身分や石高によって与えられ住んでいた住居。江戸時代の城下町には武家屋敷と町屋敷があり、武家屋敷は大名が所有するものは大名屋敷。上級武士から下級武士の侍屋敷まで武家屋敷と呼ばれる。
武家屋敷の多くは幕末、明治時代に建て替えられたり、改築されたりしているが、立派な門構えや生垣、石垣、良く整備された庭園がある。上級身分の屋敷から簡素な住居まで、様々な生活を伺うことができる。

黒板塀が続く武家屋敷通りは屋敷の前庭に樹木の並木があり、閑静な佇まいになっている。

標高30mの大木・細枝をしなやかに垂らすしだれ桜、色とりどりのモミジが並び伝統的な建物との調和が素晴らしい。

秋田県指定有形文化財の松本家。今宮家組下の家柄で、佐竹氏国替えとともに秋田へやってきた。江戸時代の下級武士住宅で周りは生垣をめぐらしており、門柱は二本立て、茅葺屋根屋根という簡素な様式。映画「たそがれ清兵衛」の舞台となった撮影場所。
▼松本家。江戸末期の近世下級武士、住宅技法が唯一残る武家屋敷。

仙北市指定史跡の小田野家。現在の屋敷は1900年に焼失したものと、江戸時代の住宅のデザインを再建し、保ち続けている。標高の高いモミジやカエデの木が植栽されている。
▼小野田家。小田野家は代々武芸に秀で多くの弟子の指導にあたるとともに、眼科の名医としても知られた。

秋田県指定史跡岩橋家。ここの建物は江戸時代末期に改造され、屋根も茅葺から木羽葺に変わったが、角館の中級武士の生活様式を今に伝えている。
▼岩橋家。樹齢300年前後と推定される柏の木がこの家のシンボル。映画「たそがれ清兵衛」撮影場所

表札を上げていない屋敷もあり、人が住んでいる気配も感じられない。

普通の暮らしをしている屋敷もある。

