食べ終わったあと鎌倉駅方面に行き、小町通りでショッピングをしようと思ったがすごい人出だ。


鎌倉駅から江ノ電に乗り鎌倉大仏がある高徳院に行く。江ノ電はJR東口からは入れず地下道を抜けていかなくてはならない。


鎌倉の人気がかなり上がってきていて、江ノ電も休日でもラッシュ並みのようだ。

高徳院のある駅は長谷駅で下車する。しかし駅は大混雑で、来た電車にはすぐ乗れず次の電車待ちだ。

長谷駅に到着。


ひとまず踏切で江ノ電を撮影する。

長谷駅から徒歩で約7分の場所にある高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。北条政子も深く信仰していた法然上人開祖の寺院。
▼高徳院。本尊は鎌倉大仏(国宝阿弥陀如来坐像)。

高徳院の大仏が建立されたのは1252(建長四)年。源頼朝の侍女であったといわれる稲多野局が発起し、制作には僧浄光が勧進した浄財が当てられたとも伝えられている。
▼鎌倉大仏。法然上人を開祖とする浄土宗の仏教寺院。国宝に指定されている銅造阿弥陀如来坐像。

造立当初は大仏殿に安置されていたが、台風や津波などの災害によって倒壊し、室町時代に現在のような露坐になった。

大仏様が履く大わらじ。

鎌倉大仏殿高徳院を見学したあとは、近くにある長谷寺を訪れる。

長谷寺は736年の創建と言われる古刹。本堂にある高さ9.18mに及ぶ本尊、十一面観音は、長谷観音と呼ばれ木造では日本最大級。上境内からの眺望や季節の花が楽しめる寺としても有名。

寺伝によると開山の徳道上人が、大和国(奈良県)初瀬の山中で見つけた樟の巨大な霊木から、二体の観音像が造られた。一体は大和長谷寺に安置されている。
▼長谷寺観音堂(本堂)。高さ9.18mある日本最大級の木造の仏像が安置されている。

長谷寺を拝観後、極楽寺に向かう。極楽寺のある極楽寺駅は関東の駅百選に選定されている。小さな駅であるが。ドラマのロケ地でもよく登場する。


跨線橋から見た極楽寺駅。

極楽寺の開山は良観房忍性。奈良西大寺叡尊門下で戒律を学ぶ。1262年に北条業時に招かれて多宝寺住持となり、その後1267年に極楽寺の開山として迎えられた。モンゴル帝国が日本に襲来したときに、幕府・朝廷の命を受け忍性が異国退散を祈禱した真言律宗の寺。
▼極楽寺。1259年に深沢に創建され、後に開基となる北条重時が現在地に移転したと言われている日本遺産の寺。

予定していた全ての寺院を拝観・参拝し鎌倉駅に戻った。帰りも特急鎌倉に乗車。鎌倉駅発が16時24分だが、まだ1時間ほど時間があるから、もう一度小町通りに行ってお土産や帰りの電車の酒など買い出しをするのだ。

夕方に近いがまだ多くの観光客が歩いていて、小町通りは混んでいた。

駅弁という時間でもないので、お菓子と缶ビールや缶チューハイを買って、特急列車に乗り込みました。

高校生時代の遠足以来の鎌倉でした。鎌倉殿の13人を完全に理解したわけではありませんが、源頼朝や北条氏一族との関係や、源平合戦がよくわかりました。以前訪れた伊豆修善寺でも源頼朝や頼家のお墓があったけど、鎌倉以降のつながりや結びつきがよく分かりました。今回は鎌倉旅の全部を紹介しきれませんでしたが、後日ノスタルジックな町並み探訪の中で改めて記事を作り公開します。
