歴史ときめく城下町 蔵造りの町川越を巡る

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大沢家住宅は、1792年に建築された関東地方最古の蔵造り。呉服太物商の店舗として開業。切妻造桟瓦屋根の2階建て建築。店内は呉服屋のおもむきを残しており、現在は川越の民芸品などお土産を販売する店。

国指定重要文化財大沢家住宅。1893年の大火で焼け残った貴重な建物。

蔵造りの町並の通りから本川越駅方面の風景。

蔵造りの建物の中に近代的な建物がある。

りそなコエドテラスの建物は1918年第八十五銀行本店として建築された。明治11年川越の商人たちによって、県内初の国立銀行として開業した。その建物は明治26年の大火で焼失したが、大正7年に建築家保岡勝也により、ルネサンス様式の洋風建築として再建された。

りそなコエドテラス。国登録有形文化財。旧八十五銀行本店本館。

郵便局はレトロな建物。

蔵の街通りの脇道を見ると、あちこちに寺院が点在している。

長喜院。鎌倉時代の1550年に創建した曹洞宗の寺院。

蔵造りの町歩きをしている人たちが参拝しに立ち寄るが、特に観光スポットというわけではないので案内板などはなかった。

床屋も蔵造り。

蔵造りの町通りを歩き時の鐘入り口を右に回る。ここの通りも名店が並びたくさんの人が歩いている。

江戸風情ある蔵の街に、ひときわ目を引く高い建物。川越のシンボル時の鐘が現れる。江戸時代から川越の町に時を告げる、庶民から親しまれている鐘楼。現在の鐘楼は、明治26年の大火で焼失した直後に再建されたものである。

時の鐘。川越城主、酒井忠勝が建てたと言われている木造の鐘楼。

川越まつり会館は、川越まつりに使用される山車や川越まつりの関係資料が展示され、川越まつりを知ることができる。川越まつりは、江戸の天下祭の様式や風流を伝える貴重な都市型祭礼として、370年の伝統を誇る。毎年10月の第3日曜日とその前日に行われ、全国から多くの来場者が訪れる、国指定の無形重要文化財の祭り。

川越まつり会館。川越まつりを体感できる施設。入館料一般300円。小中学生100円。

蔵の街通りと川越市役所前の通りがクロスする交差点が札の辻。札の辻は川越城下町の中心部として高札場と呼ばれる幕府が決めた法度や掟書きなどを木の板に書き、人目を引くように掲げる場所。札の辻を西側行くと菓子屋横丁がある。

川越菓子屋横丁。石畳の道に明治時代の建物30軒の昔懐かしい店が並ぶ。

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色彩豊かな石畳の道に、菓子屋が軒を連ねる川越の観光名所。建物もレトロだが、駄菓子も昔ながらの手法で作られる。飴菓子やカルメ焼きなど、数多くの品が製造•販売されている。

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