2025 旅せよ平日!たびキュン❤️早割パスで山形県旅行

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米沢駅に到着した。だいぶ除雪されて道路も乾いてきている。

次の電車は11時41分発の普通列車山形行きだ。

米坂線の動画を撮りたかったがあまり運行本数がなく、撮影できる時間の発着がなかった。

米坂線キハ100系。次の出発を待っている。

福島行きの普通列車が待機している。

次の目的駅は赤湯駅。乗る電車はこの山形行き列車。

平日の日中の普通列車の車内はガラガラだ。車両のいちばん前の席を確保。

米沢駅〜置賜駅間の運転席からの走行動画です。一緒に旅の気分が味わえればと思います。

米沢駅は晴天だったのに動画でもわかるように途中から雪が降り出し大雪に。赤湯駅も結構降っている。4番線にはフラワー長井線が発車を待っている。赤湯駅〜荒砥駅間を結ぶ山形県の南部置賜地方を走るローカル線。

電車を下車し、階段上ると東北の鉄道のキャラクター、鉄道むすめが迎えてくれる。フラワー長井線の山形鉄道は鮎貝りんごちゃん。りんごはいいが、鮎貝はなんとかならんのか(笑)

これから踏切りまで電車の撮影をするのに大雪は嫌だなあと思っていたが、急に雪が止んで薄日が差してきた。赤湯駅西口。フラワー長井線の改札口。ここの駅も雪だらけだ。

ここの踏切りで動画を撮影する。間もなくフラワー長井線が通過する時間帯。

すると山形新幹線が最初に通過。するとまた踏切りが鳴り、怒涛の連発警報機。山形新幹線とフラワー長井線の踏切り通過。

動画はこの他下のフラワー長井線や奥、羽本線普通列車なども撮影した。YouTubeチャンネルのカバさん鉄道をご覧ください。

動画撮影が終わるとまた雪が降ってきた。赤湯駅も結構雪が降っている。こちらはJR口の改札がある方の東口だ。

次の目的地はかみのやま温泉。山形新幹線つばさ号に乗車。キュンパスは新幹線自由席が乗り放題。福島駅〜新庄駅間は全席指定車両でも乗車は可能だ。

かみのやま温泉駅に到着。

駅前の光景は13年前と変わっていない。お土産店や飲食店などの商店が続く。

遠くに上山城の天守が見える。それにしても電車に乗っているときは大雪が降っているのに、駅に到着し観光で町並み散策を始めると雪がやみ晴れてくる。普段の行いが良いからか。

この先から温泉街になるようだ。

温泉街らしく所々に足湯がある。

どうやらこの先が武家屋敷通りらしい。

1535年に上山城が築かれるとその西・北部一帯は武家屋敷となり、この仲丁通りには藩の要職にあった家臣が居住していた。現存している家屋は、茅葺屋根、鉤型の曲屋で、玄関と通用口を別にする武家中門造りの建築様式であり、17世紀中頃の建造と推定され、屋敷の周りには土塀または土塁が築かれていた。

森本家の先祖は、丹波国多気郡大雲郷の出自で初代森本七郎兵衛秀孝は、同国の篠山城主であった藤井松平氏四代忠告の家臣となった。1697年松平氏七代信通が、備中国庭瀬から上山藩主として入部した時は、森本氏三代秀盛の時代である。森本氏は江戸・上山・大坂と転勤し、現在の屋敷に引っ越したのは1861年以降といわれている。

上山市指定文化財森本家。現在の当主は十五代目。

三輪家の初代飯田小助は、豊前国中津藩奥平氏に仕えていた飯田一翁の次男で、1796年に藤井松平氏十一代信古の家臣となり、初めて三輪氏を名乗り3年後に家禄100石10人扶持を給され、名も十郎左衛門重胤と改め、江戸藩邸上屋敷に勤務、後に側用人準参政となった。上山と江戸、大坂と慌ただしい勤務となり上山に定住したのは1852年のことだった。

▼上山市指定文化財三輪家。平入り寄棟造りで一部改造された曲屋茅葺。現在の当主は五代目。

山田家の先祖は、常陸国茨城郡笠間の出自で、1697年頃には藤井松平氏の家臣として、現在の屋敷に居住していたことが分かるが、1753年から上山市に定住した垣右衛門を初代としている。建物の建築年代は1804年の頃と指定され一部改修されたが曲屋茅葺のままで往昔の家中地としての風格を残している。

▼上山市指定文化財山田家。屋敷には大樹があったことから松陰亭と愛称されている。現在の当主は九代目。

上山における曽我部家の初代は荘八と称し、1708年藤井松平氏七代信通の家臣となり、宗旨奉行や馬廻役を勤め、家禄50石、後に100石を給された。曽我部家は初代からこの地に居住し、当時の敷地は2000平方メートルで、その他に城内にも土地を有していた。

上山市指定文化財旧曽我部家。この建物の表玄関は武家中門造りで、中級武家屋敷の様式をよく表している。

武家屋敷通りから歩いて5分くらいすると上山城が見えてくる。

1535年伊達氏の手から、高楯城を奪還した武衛義忠が、ここ月岡・天神森に上山城を築き、月岡城とも呼ばれる。その後城主は、武衛氏三代、里見氏、1622年最上氏改易後、能見松平氏、蒲生氏等を経て土岐市二代が領した17世紀の後期には、城郭として最も整備され、白壁の城壁をめぐらし後景には、四季折々の緑や紅葉に映えた上山城は、小幡ながら奥羽の名城と称されていたと伝えられている。

上山城。現在は昭和57年に旧二の丸跡に城郭風の郷土資料館として建設したもの。

城からは市街が一望でき天気が良ければ蔵王も見られる。

上山城に隣接している月岡神社。松平利長・信一などを祀る神社で、桜の名所としても有名。一面雪であるが境内は美しく整備され、緑が多く散策するには適したスポット。1年を通じて様々な祭礼が行われる。

月岡神社は1878年に上山城本丸に観請したのが始まり。前身の東照宮は1697年松平信通が上山藩に入封した際、居城の上山城の本丸に松平信通・信一を祀り創建した。

月岡神社。上山藩の藩主を歴任した松平藩一族が祀られている。

上山城天守と月岡神社の鐘楼。

上山城から、かみのやま温泉に行く途中にも足湯があった。次の電車まで時間があるので入ってみることにする。

歩きまくった足腰に効くが、ぬるい!湯口からでるお湯は温かいが、下の段に降りてくるまでに、外気に冷やされぬるくなってしまう。

ぬるい足湯から中々出られなかったが、かみのやま温泉駅発の電車に乗車する。山形駅に向かうのは普通列車だ。山形駅までは13分ほど。

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