絶景の渓谷美・鉄道観賞・B級グルメ堪能 新潟の旅

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そして向かうは万代バスセンター。まだ時間があり、ここが妻と娘の目的地ではない。お昼なのでせっかくだからB級グルメを食べに来た。

昼時で日曜日ということもあり、ものすごい行列が出来ている。

しかし立ち食いということで、次々と買っては食べ終わるので回転率が良く、行列も進み具合が良い。

立ち食いでなければこんな行列には絶対に並ばない。隣接するラーメン屋も立ち食いだが美味そうだ。ラーメン屋にした人は、行列したくない人か、万代カレーにあきた人かどちらかだね。

いよいよ我々の順番がきた。カレーだけではなく、天ぷらや山菜、きつね、コロッケまであるが、きつねうどんを食べるため並ぶ人は、どれだけいるのだろうか?

カレーうどんを頼んだ。

万代カレーは10数年ぶりになるが、少し辛さが増したかスパイシーになったような気がする。うどんは普通に立ち食いうどんていう味わい。カレーもずば抜けて美味いというわけではないが、辛さとクリーミーな舌触りはまた食べたくなる味だ。

妻と娘はカレーライスにしたが、あまりのデカさに気後れしていた。これで530円は安い。苦戦しながらもなんとか食べきったが、ミニカレーでちょうど良かったようだ。

壁にはバスセンターカレーの関連食品の他、Tシャツまで販売されている。以前バスセンターのカレーは、東京のアンテナショップでは在庫切れになっている時が多かったが、今でも中々買えないのだろうか。道の駅でも売っていたが1人2個までとなっていた。

ここは普通にバスの停留所でロータリーになっているバスセンター。最初はバス待ちの人のために作った立ち食いそば店だったけど、いつの間にかメディアでも話題になる、人気店になってしまったんだね。

妻と娘と別れ筆者は、新津にある鉄道資料館を訪れる。長年新潟県に携わってきたが、新津が結構鉄道で有名な町とは知らなかった。新津駅に発着する電車を撮影しようと、色々調べていたらこの鉄道資料館に行き着いたのだ。新津鉄道資料館は、1983年新津駅近くにあった、旧新潟鉄道病院新津分室の空家を利用してオープンし、1998年に旧鉄道学園の跡地である現在の場所に移転してきた。

新津はJR信越本線・羽越本線・磐越西線の発着駅として産業や交通の重要地点である。機関区や車両工場などの現場機関も多数設置され、大規模な車両基地として発展してきた。

200系新幹線とC57形蒸気機関車19号機。鉄道資料館入口付近に屋外展示として常設している。屋外展示は自由に見学できる。 

200系新幹線は東北新幹線や上越新幹線の開業当時に使用されていた車両。上越新幹線にはあさひという名の新幹線もあったが、あさまと間違えて乗る人がいるため、あさひは廃止になったという話がある。この新幹線を見ると中越地震で浦佐駅近くで脱線したことを思い出す。2013年3月に最後の運行を終えた。

屋内展示室に入ってみる。入館料は大人300円。駅員さんが迎えてくれる。

懐かしいこの券売機。子どもの頃にフラッシュバックした。

この発車時刻板も懐かしい。地方に行くとみんなこんな時刻板だった。今でもローカル線の駅にこんなレトロな発車時刻板があるね。

1962年に上野−新潟間の電化が完成し、特急ときが運転を始めた。ときは次々に増便されたが、新津駅を通過する列車が増え、新津駅は上越新幹線のルートからも外れた。(新津鉄道資料館の案内板より)

ガラスケースの中には蒸気機関車で使われていた部品などコレクションが並ぶ。

駅で使われていたコレクションの数々。

200系新幹線を思い出すね、この座席。窓にカーテンがあればもっと旧式だ。

電車運転シミュレーター。何回かやったが、駅を超えてしまい、行き過ぎてしまい時間がかかってしまう。

パノラマ展示室。鉄道模型運転会が開催される時があるようだ。

ここは、新潟支援会員が撮影した、新潟市内を走る鉄道の思い出の写真が展示されている。

  

屋外の常設展示を見学して見る。485系電車。国鉄時代に活躍した特急列車。この展示は特急いなほだが、新潟周辺では白鳥・雷鳥・北越などの特急で使用された。1968年から1979年にかけて製造された交流直流両用特急形電車。

いなほの隣りにある機関車はDD14形ディーゼル機関車。国鉄時代に豪雪地帯で活躍したロータリー式の除雪車。線路上の雪を先端に付けたロータリーヘッドでかき寄せて取り込み、線路脇に吹き飛ばす。

E4系新幹線は、200系新幹線の後継の2階建て新幹線だ。MAXときやMAXたにがわと呼ばれていた。筆者は景色が良く見える2階の座席にしていたが、両側とも3人掛けの座席だったから、3人で座ると狭かった記憶がある。隣に並んでいる車両は115系、寒冷地や急勾配に対応される車両として設計された近郊型電車。2015年から新型車両に置き換えられ115系は数を減らしている。筆者は今でも信越本線では115系が普通に走っていると思っていた。

特急いなほの運転台を開放し、見学できるということなので、乗車して見る。

車両の中は、キレイなシートが並び過去に乗車した当時の座席のままだ。

今日は運転台が公開されており見学してみる。

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