絶景の渓谷美・鉄道観賞・B級グルメ堪能 新潟の旅

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翌日十日町に向かう。この駅は飯山線の駅。飯山線の駅はほとんどが無人駅で、駅舎も小さく駐在所みたいだ。  

待合室は椅子が3つあるくらいでちょうどいいのか。電車も1時間に1本あるかないか。

ホームからみた風景。こちらは越後川口方面。

こちらは十日町方面。

十日町市内にある小嶋屋でへぎそばを食べた。そばはみずみずしくのどごしが良い。天ぷらは珍しいニンニクを揚げたもの。臭みがなく甘い食感で、ひげと呼ばれる芽も食べれる。

十日町駅。ここは、JR飯山線とほくほく線が乗り入れている駅だ。

以前はここの商店街に取引先があったがすでに閉店していた。中越地震の際、倒壊しそうな建物が多く、地震による被害で商品が散乱する店を目にした。

駅前の商店街は人が少なく一層寂しげになている。

十日町駅のホームに入場してみる。飯山線110系電車が停車している。こちらは長野駅方面に向かう電車。

こちらは間もなく発車する越後川口行きの電車。

越乃shu※kuraというのは臨時リゾート列車。十日町−上越妙高を結ぶ快速列車。

上下あわせて撮ってみる。さらに動画も撮影しました。

こちらはほくほく線ホーム。上下線とも入線するので撮影してみた。

初めて来る清津峡。一度ここに来てみたかった。

清津峡は黒部峡谷、大杉谷とともに数えられる日本三大峡谷のひとつ。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁はV字形の大峡谷をつくる。1941年に国の名勝、天然記念物に指定された上信越高原国立公園内にある。

清津峡は1500万年前、海底火山の噴火活動で噴出物や火山灰が体積して、固まった緑色凝灰岩を含む地層が形成された。マグマが地層に流入し、石英閃力ひん岩となる。柱上摂理となり、隆起と清津川の侵食により、地上に露出しさらに谷が、深くなり清津峡ができたと言われている。

数日前に雪が降ったためところどころ雪が残っている。

遊歩道の脇をゆるかに流れる川が清津川だ。

清津峡渓谷トンネルは1996年開坑。2018年大地の芸術祭の作品によりリニューアル。清津峡のある越後妻有地域は、大地の芸術祭は世界最大級の国際芸術祭の舞台。

トンネルは全長750mで途中3つの見晴らし台から、清津峡の景観を望むことができる。清津峡は過去に清津川に沿った登山道で落石があり、通行止めになり閉鎖された。その後も再開が検討されたが、岩が崩れやすく整備が困難で、また国立公園内であり、外観を損なう工事は認められないとの理由から歩道は不可能となった。そこで、外観も損なわず安全に歩行できる代替案で歩道トンネルが建設された。

入坑料は大人1,000円であるが、一部改修工事のため800円で入坑できた。

トンネル内は光の演出がされており、5つの異なる色が彩られ幻想的な空間が続いている。

トンネルの奥深くからミステリアスな音楽や声が聞こえてくる。

第一見晴所。

雄大な岩肌とエメラルドグリーンの清流がかもし出す光景に感動する。

柱状節理のダイナミックな岩山が間近に見える。

柱上節理とは清津峡の雄大な景観美を形成している柱状の岩で、火山から流れ出た溶岩が冷え固まって、岩石の収縮によりできる角柱状の割れ目がある岩で、断面は六角形のものが多い。

火山が作った柱状節理▼

さらに奥へ進む。

第二見晴所。この先は青い光のトンネル。

パノラマステーション。(ライトスケープ光の洞窟)清津峡の景観を反転して映す「水盤鏡」が芸術的な眺めを作り出す。

迫力ある岩と雪景色や山々の緑、青緑色の河水に反転してさまざまな姿を映す。

▼ウチの娘だ(’▽’ *)

 

清津峡の公式サイトです🔽

最後は越後湯沢駅近くにある日帰り温泉施設。周辺はスキー場があり、3月にもかかわらず多くのスキーヤーがゲレンデで楽しんでいた。

ここの温泉は源泉かけ流しで、丁度よい温度で泉質のいい湯で肌がツルツルになった。入湯料600円。


新潟県の旅は鉄道鑑賞が中心であったが、久しぶりに見る新潟駅の変わりっぷりに驚いた。駅ビルも3月下旬オープンということで、活気が出そう。一方で十日町駅は一層寂しさが増していたが、スキー場は賑わい、自然豊かで雄大な景勝地もあり、これから人気が出そう。同じ新潟でも別の景観がある、食べ物や酒が旨いこの県が好きだ。

新潟県旅にお得なきっぷは過去記事をご覧ください。

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