大内宿名物のねぎそばを出す店。そろそろお昼なのでそばでも食べたいが、どこも混んでいてどこにしようか迷う。



ネギですくって食べる、大内宿名物の高遠そばの店三澤屋。お昼ご飯はここに決める。平日だというのに、お昼前だが満席で30分待ちだった。この後さらに混雑して1時間待ちになっていた。
▼大黒屋。有名なねぎ一本そばが食べられる手打ちそば屋。

高遠そばは、会津地方で受け継がれてきたそばの食べ方。会津の殿様が信州高遠藩で育ち、会津藩主になって以来大根おろしで食べるそばを高遠そばと言っており、三澤屋ではそれに長ネギを箸がわりに用い、提供している。

店内は広く座敷の部屋が並んでいる。
我々は廊下側の席に通される。

三澤屋のメニューの一部。やはり大内宿名物の高遠そばを食べたい。

ネギの甘辛い味とカツオ節の風味が混ざり絶妙な味わい。
そばは歯応えがあってツユの出汁や辛味がよく絡んで旨い。

三澤屋近くから撮影した山側の風景。のどかな農地と小高い山が連なっている。

【電車でのアクセス】
湯野上温泉駅から車で約20分
浅草駅➡︎会津田島駅➡︎湯野上温泉駅
東武特急リバティ・会津鉄道
乗車券3,960円
特急券2,340円
【車でのアクセス】
東北自動車道白河ICから約1時間分。
大内宿は車で訪れる場合、東北自動車道で白河ICで降りて国道289号線で約1時間。有料駐車場が完備されているが、平日でも混み合うから、できるだけ午前中の早い時間に来たほうが、近い場所に駐車することができる。

大内宿からいちばん近くにある駅は、全国でも珍しい茅葺き屋根の駅舎、湯野上温泉駅だ。風情のある景観の駅は東北の駅100選に選定されている。


時刻掲示板はデジタルはなくもちろんアナログだ。

駅舎内には囲炉裏があり、茅葺き屋根に集まる虫を撃退する役目を果たしている。

駅舎の隣には足湯があり、誰でも自由につかることができる。

ここの駅近くで見られる渓谷は、中々の景勝地で、道路脇からこんな迫力ある光景が見られる。割れて見える岩は夫婦岩と言われる。恋愛、夫婦円満のパワースポットとして人気の景勝地のようだ。

駅のホームは上下線で別々になっていて離れている。単線なのでここで相互交換運転される。


近くにある踏切から撮影してみる。こちらは鬼怒川温泉方面。

こちらは会津若松駅方面。前方は湯野上温泉駅

上下線が湯野上温泉駅に入線。相互入れ替え電車の動画をご覧ください。
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宿場町探訪シリーズの過去記事です。
南会津·日光・鬼怒川の旅行記の過去記事です。
