鉄道沿線RUN 両毛線 足利駅ー佐野駅を走る

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鑁阿寺を出て渡良瀬川方面に向けて走る。

渡良瀬川の堤防に出た。

渡良瀬川は、足尾の山々に水源をもち、桐生・足利・佐野を流れ利根川に合流する。かつては水運が盛んに行われており、経済的にも深く関わっていた川。

渡良瀬川。足利市は渡良瀬川によって南北に分かれており、北にJR足利駅、南に東武伊勢崎線足利市駅がある。

歌手の森高千里が歌った渡良瀬橋の舞台。遠距離恋愛をする二人がそれぞれの故郷を離れて暮らすことができずに結ばれることなく別れてしまう。あの頃を忘れられないと女性の今の思いをつづった歌。

渡良瀬橋。「渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ」と歌われた場所。

橋を渡ると東武伊勢崎線の足利市駅がある。

きれいに整備されたジョギングコースが続く。森高千里の歌に出てくる「渡良瀬川の河原に降りてずっと流れを見てた」場所はこの辺りだろうか。

しばらく走ると北の方面に朱色の神社が見える。この橋の欄干も朱色で先の方まで続いている。この橋を渡り神社の方面に向かって走る。

しばらく行くと山の中腹に上がる階段が見えてくる。織姫神社の前に架かる歩道橋も、神社に合わせ朱色で欄干には擬宝珠が付いている。

足利織姫神社の入口に鎮座する、一の鳥居。境内まで229段の階段があり、赤い欄干は手すりのようだ。

足利織姫神社。歴史と伝統を誇る機業地足利の守護神として、1705年に天八千々姫命・天御鉾命の二柱の神を勧請した。

こちらは縁結び坂と言われるゆるやかな参道。

縁結び坂から山道を登って行くと、七色の鳥居をくぐることができる。七つのご神徳を表現している。

足利市街地の山の中腹に鎮座する足利織姫神社は、縁結びの神様として知られ全国から参詣者が訪れる。緑に映える朱塗りの社殿と、境内からの眺望は、訪れる人に感動を与える。

愛の鐘。二人で鐘を鳴らすと幸せになれると言われている。

織姫神社の中腹から望む足利市の風景。

手水舎も朱色。

神楽殿。登録有形文化財。

織姫神社社殿は、明治12年に建立されたが翌年火災で焼失してしまった。昭和9年に新社殿建立に着手し昭和12年に現在の社殿が完成した。鉄筋コンクリート造の建物で、中央に拝殿、その両側に翼廊を配する形は日本古来の寝殿造建築をモデルにしている。当時の神社建築は木造が主流であったが、設計者である小林福太郎は鉄筋コンクリートを用いて木造建築の意匠を再現した。

足利織姫神社社殿。歴史と伝統を誇る機業地、足利の守護神として1705年に天八千々姫命・天御鉾命の二柱の神を勧請した。

参道の階段を登った織姫山の中腹に立地し、朱色の建物が緑の山並みと青い空の映えひときわ鮮やかに目に映る。

足利の織物発達に寄与し、足利の発展に活躍した足利氏の略系と歴史を刻んだ石碑。

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