ぶらり鉄道沿線RUN 烏山線小塙駅ー烏山駅を走る

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烏山駅を折り返し滝駅へ戻る。来た道と違うコースを選ぶ。右方向に行き小高い山越えをする。

緩やかだが、長い上り坂が続く。

この辺に住んでいる人も坂道だから大変だ。下りはいいが上りは自転車だときつい。

山の上には小学校と中学校がある。

すぐに下り坂になり、この学校のために作られたような山上だ。

森林の中の下り坂は気持ちいい。登るのはきついが、下りが気持ちいいから山を走るのが好きだ。

いい眺めだ。先の方に烏山線の線路が見える。

あちこちにどうくつ酒造という看板がある。

下まで降り切ったところで、滝駅とは逆方向にその酒造はある。

ドウクツ酒造は森の中にある酒造会社。ここの島崎酒造は、1970年から大吟醸の古酒造りに取り組んでいる。

見学してみる。入場料は200円。

洞窟酒造は第二次世界大戦末期に戦車を製造するために建設された地下工業跡地。洞窟内の気温は10度前後で、日が当たらない洞窟内は熟成酒を造り出すには好条件の環境。

総延長600mの洞窟内には約10万本の酒が保存されている。

熟成はタンクではなく瓶での熟成という。出来上がった清酒は65度まで酒温を上げられ熱処理され、瓶に詰められてから熟成期間をむかえる。

日本酒を洞窟で預かるシステムがある。一定の温度を保ち、季節の変化によって形成される洞窟酒造では、年を追うごとに清酒も成長する。成人式や還暦などのお祝いとして、5年から20年熟成させながら預ける、オーナーズボトルといったシステムだ。

熟成した大吟醸酒。日本酒は劣化しやすいというが、この環境の洞窟で大吟醸酒を熟成させると深みのある香り豊かな、今までに味わったことのないような日本酒になるということだ。

日本酒のほか梅酒も販売されている。筆者も赤い色の梅酒を購入した。甘い梅干しといった濃厚な味わいの梅酒で、今まで飲んだ梅酒の中でいちばん旨かった。アルコール度数が15度なので、ロックや水割りがおすすめの飲み方だ。

見学を終え滝駅へ到着。

下に流れるのはさっき見た江川。この橋は竜門橋。

また小高い山を登る。

緩やかな上り坂だが長い。

だいぶ上まで登ってきた。眺めが良くなってきた。

クマが出そうな山道。

キレイな山々が一望できる。

民家の間を抜けていく。 

流れが穏やかな川が流れているが、江川か?

間もなくゴールの小塙駅。

駅周辺はのどかな田園が広がる。左側が烏山線の線路だ。

のどかな田園を走る烏山線をご覧ください。

ここも無人駅のようだ。周辺は民家があるだけでコンビニや商店らしきものがない。

烏山駅方面からの線路は山からカーブして入線してくる。

こちらは宇都宮駅方面。ここの駅は見ての通り、田園が広がり民家が点在しているだけのため、利用する人は周辺に住む人がほとんどで、1日に10人ほどしか乗降客がいないということだ。実際間もなく烏山行きの電車が来るのだが、ホームには人がいなかった。来た電車から降りる人は3人だけだった。その電車をご覧ください。

今回の沿線ランニングは8㌔ほどの距離でしたが、アップダウンが多く割と体力を使った。ローカル線らしく山があり、滝があり、田園広がるのどかな区間でした。迫力ある龍門の滝には、蛇や龍にまつわる伝説があり、映像化されたストーリーは面白いかもしれません。実は筆者はここの滝にはもう3回も訪れました。蛇姫様の実像がだんだんと鮮明になってきました。次来た時は龍神様に願い事をしてお参りもしたいと思います。

那須烏山市の観光情報はことらのサイトから。

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