無形文化財生子神社、子供泣き相撲!?

行ってみよう。

静かな住宅地を抜け、小高い山の林の入口に鳥居がある。

林道を進んでいく。

階段を上がっていくと先に神社が見える。

お参りしている人は誰もいない寂しげな山林だ。

すると静かな佇まいで鎮座する神社が現れる。この神社は、726年に創建され、国選択無形民俗文化財であり、鹿沼市無形民俗文化財に指定されている。祭神は瓊々杵命。古くは「籾山(もみやま)明神」と称され、鳥居にも籾山生子神社と彫られている。

生子神社は鹿沼市樅山町にある、泣き相撲で有名な神社。「生子神社の泣き相撲」は毎年9月中旬の日曜日に子供の健やかな成長を祈願して開催されている奇習行事。まわし姿の力士が幼児を頭上に三回上げて泣き声を競う行事。首都圏からの来場者も多く、開催日は物産店も出店し賑わう。ここの土俵で泣き相撲が行われる。

小高い丘から鹿沼市を望む。

さっき走ってきた道だ。

再び線路沿いに戻り走る。

線路の先に新鹿沼駅が見えて来た。

橋の手前で行き止まりになり、住宅地に出る。

新鹿沼駅に到着。長い距離であったが、ひと駅間が長く走りごたえがあった。

駅前は広いロータリーではありが、商店やコンビニなどがない。

東口に出る自由通路があるので、行ってみる。
新鹿沼駅に到着したJR乗り入れの特急きぬがわ号。
駅自由通路から見た日光方面の風景。東口は西口に比べ客待ちのタクシーが多く賑やか。
そう。駅の先に店が多くあり

駅の前には大きないちごのモニュメントが。駅の壁にもいちごの絵があり、いちごアピールがすごい。実は栃木県にある、鹿沼市はいちごの産地でも有数のいちご王国でいちごの市を宣言し、いちごの町をアピールしている。

新鹿沼駅は特急列車の停車駅であるが、おそらく在来線より特急列車の方が到着が多いように思う。

鹿沼市周辺の道路は良く整備されきれいな環境だ。新しいまちづくりの発展が感じられる。

古い街並みも残っており地元商店の老舗が並ぶ。


いつも身近で見る東武線特急列車も、ローカルな場所で見るスペーシアなど違った風景が新鮮でした。栃木県も日光・鬼怒川・那須・宇都宮など楽しめる観光名所が数多くありますが、鹿沼もイチゴやシュウマイなど地元グルメが堪能できたり、有名な著名人を発見したり、歴史的な建造物や行事があり学べました。ローカルな場所で途中下車して、ぶらっと散策して小さな歴史を発見するのはホントに面白いです。