ぶらり鉄道沿線歩き しなの鉄道 小諸駅〜大屋駅

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踏切りを渡るとまもなく見えてくるのが白鳥神社。

白鳥神社は海野氏、真田氏の守護神として祀られた神社。合格祈願・縁結び・病気治癒・長寿などにご利益があると伝えられている。

創建ははっきりした年数が不明だが、奈良時代から平安時代と推測している。御祭神は日本武尊・貞元親王・善淵王・海野広道公の四柱を祀っている。

白鳥神社に隣接する媒地蔵尊。

加賀国のお姫様が縁に恵まれず、ここでお参りしたところ結婚ができたということから、縁結びのお地蔵様として信仰されている。

白鳥神社に守られている海野宿は、1625年に北国街道の宿駅として開設された。昭和61年に「日本の道百選」・続いて昭和62年には、「重要伝統的建造物群保存地区」の選定をうけた。

町並みは、江戸時代の竹籠屋づくりや茅葺き屋根。旅籠屋づくりで良く見られる2階を広い部屋にと、工夫をこらした出桁造りや、裕福な家で見られる本うだつや、2階で見られる長短2本づつ、交互に組み込まれた海野格子という美しい形をした出格子がある。

江戸時代と明治以降につくられた建物の調和が美しい。画像中央の屋根が袖うだつ。

ここに流れる表の川とよばれる水路は、住人が洗濯するために欠かせない生活用水だった。

デザインが特徴的で美しい海野格子。

海野宿はここまで。この先は普通の住宅地となり、大屋駅方面へと続く。

海野宿の情報はこちら🔽

しかしまだ宿場町といった面影が建物に残っている。

しばらく走ると県道に出て、千曲川が現れる。

千曲川は、日本でいちばん長い川信濃川の長野県での呼び名です。

間もなく大屋駅。なんとなくこのあたりも宿場町の面影がある。

しかし駅前はビジネスホテルなどもあるが、ちょっとさびれてる。

大屋駅に到着。ゴールした。今回も無事完走。

駅にはしなの鉄道の新型列車が停車していた。

小諸駅〜大屋駅を完歩!12.7kmという鉄道距離でしたが、途中線路沿いを何回も離れ実際にはもっと距離を歩いた感じで結構疲れました。この区間は有名な武将が多く、歴史ある建造物があり見どころ満載でした。自然豊かで浅間山を望みながらのぶら歩きも楽しかったです。次回沿線の名所を観光した記事を画像とともに紹介します。

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