信州ワンデーパス 信越の歴史と自然に触れ合うローカル線旅

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信州ワンデーパスでお得に周遊するコース

1.高原列車小海線に乗って松本・長野へ

信州ワンデーパスを利用した甲信越旅を3コース考えてみた。

小海線

小海線

JR中央本線

JR篠ノ井線

このコースは初日に小諸周辺を観光し、翌日早朝に小諸駅を出発。信州ワンデーパスを利用して小海線に乗り小淵沢駅に行く。

高原列車とよばれる小海線は、八ヶ岳の野辺山高原から千曲川の上流に沿って佐久盆地までを走り、甲斐小泉駅 – 塩尻駅間は標高1,000 mを超える。清里駅-野辺山駅間には標高1,375 mと日本全国のJR線で最も標高が高いJR鉄道最高地点がある。

小海線はこんな電車。動画もご覧ください。

JR小海線公式サイトです🔽

小淵沢駅からJR中央本線に乗り松本駅で下車。松本城や松本市内の町並みを散策する。

国宝松本城。江戸時代以前に築城された天守が残る現存12天守のひとつ。

松本市内を散策後、JR篠ノ井線に乗り長野駅で下車。長野市と言えば善光寺。善光寺表参道界隈に祀られている七福神をめぐる「善光寺七福神めぐり」は長野駅から歩いて、福を集める約1時間30分の善光寺散策コースだ。

こうして小海線で八ヶ岳高原を望み、松本城や善光寺を巡る旅をすると、信州エリアを周遊できる。小諸駅〜長野駅の通常運賃は3,740円なので、フリーパスに比べ1,060円お得。帰りは長野駅から新幹線なら軽井沢駅までと、中央本線で松本駅から特急列車利用なら小淵沢駅までフリーパスが有効なので、乗車券はフリーパスの出入口駅からの購入で良い。また、特急券は乗車する駅から必要になる。

2.松本・長野市内散策後ローカル線で絶景の旅

JR中央本線

JR篠ノ井線

JR飯山線

このコースは初日に山梨県内を観光し、翌日小淵沢駅から観光するプラン。松本駅と長野駅は【高原かけぬけ社寺仏閣を巡る旅】と同様社寺仏閣を巡る。その後長野駅から飯山線に乗り、のどかな山間部を通り、田舎の風景や絶景の秘境・景勝地を、車窓から楽しむ信州越後の旅だ。この区間通常運賃は4,090円なので、1,410円お得になる。

飯山線で越後川口駅まで行くと遅くなってしまうので、十日町駅で下車して、越後湯沢駅から上越新幹線で帰るコースを考えた。十日町駅からの乗り継ぎは次の通り。

北越急行ほくほく線

JR新幹線とき

3.山梨・長野・新潟3県日帰り欲張り旅

JR新幹線あさま

JR小海線

JR中央本線

JR篠ノ井線

JR飯山線

北越急行ほくほく線

JR新幹線とき

先にも述べたが、鉄道大好きという方におすすめな、弾丸日帰り鉄道旅だ。宿泊をしないで、遠方から長野入りして1日で周遊するコース。小海線や飯山線といった絶景を望むローカル線に乗るというプラン。新幹線あさまで佐久平で下車し、JR小海線・中央本線・篠ノ井線・飯山線に乗り、十日町駅で下車し、越後湯沢駅から上越新幹線で帰るというコースだ。

山梨・長野・新潟を周遊する広大なコース。乗りっぱなしというわけではなく、途中長野駅で1時間以上乗換え時間があるから、市内でショッピングや飲食などができる。佐久平駅から十日町駅までの通常運賃は5,520円なので、2,840円もお得だ。ちなみにこのコースは、信州ワンデーパスと行きの佐久平駅までの乗車券、帰りの越後湯沢駅からの乗車券代を含めた運賃は9,990円。信州ワンデーパスを購入せずに通常運賃で乗車すると12,210円。信州ワンデーパスを利用すると2,220円安くなる。

この記事を読んでこのコースを回る人や、回った方がいればどんな名所を巡ったのか、見どころや感想など是非教えて欲しい。

長野県観光ならこちらのサイトから🔽

長野県旅行中央本線編の過去記事です

信州ワンデーパスを調べて見ると、すごく長い距離が設定されていました。飯山線や小海線といった秘境や景勝地を通るローカル線があるのも鉄旅好きにはうれしい。今回の下車駅は松本や長野といった有名な観光名所であったが、他にも諏訪や清里、津南など名所があります。また、沿線内には隠れた秘境や景勝地もあるかもしれません。甲信越へ、小さな旅の発見に出かけましょう。

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