配当•利息で旅行に行こう 2025年5月版(個人向け国債•銀行金利•株主優待)

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国が発行する元本保証の個人向け国債

1.1.変動金利・固定金利とも上昇高水準継続! 
第181回 年率0.93%
第182回 年率0.84%
第169回年率0.95%
第170回年率0.83%
第179 回 年率0.78%
第180 回 年率0.66%

個人向け国債は、国が発行する債権で国が破綻しない限り、元本は保証されるので、株式投資のようなリスクはない。変動金利型なら10年満期になり金利が上がれば受取る配当金が上がり、下がれば配当金も下がるしくみで、0.84%でも半年後には倍に上がり、逆に半分に下がってたりするかもしれない。固定金利型であれば5月募集が、5年満期で年0.83%の利息が保証される。1,000万円預ければ年間で税引き後66,400円なので半年ごとに33,200円受け取れる。

5月は変動金利型・固定金利型が共に下落。固定金利型は前月に続いての下落だ。日銀の金融政策である利上げが据置きとなっていることから、一時上昇していた預金金利同様に調整されている。銀行金利に比べ、利率が高い個人向け国債が買われているためか上昇が一服した。しかし変動金利型は0.84%、固定金利型5年は0.83%と高水準で、銀行預金に比べ半年ごとに配当金がもらえる個人向け国債は魅力だ。

日銀は追加利上げを年末までにする可能性があるとし、来年までに政策金利を1.5%程度にしたい意向を示した。すぐに解約できず、解約には配当金も返還しなくてはならない個人向け国債は、買い替えはすすめるが、新規の購入は今すぐにしなくても良いかもしれない。上昇局面であるため、もう少し待ってみる手もある。定期預金3ヶ月ものや6ヶ月、1年ものの短期の預金金利が高いので、定期預金を短期で資金を回し、有利な場面で個人向け国債を購入し、高配当を得るといった戦略にしていきたい。

下の数字は、個人向け国債の昨年1月から、今年4月までの利率の推移であるが、変動金利型・固定型金利共に大きく利率が上昇している。もし昨年4月に固定金利型を購入しているなら、配当金を返還してでも買い替えた方が、今後多くの配当金が受けられる。筆者もこれほどまでに上昇するとは思わなかったので、個人向け国債を繰り返し買い替えていた。

高いと思っていた金利も低くなり、とうとう現在の金利に比べ、半値になってしまったものもある。昨年5月に購入したものもあるが、今後1%を超える水準であるなら、配当金を返還してでも買い替えをしたい。
 

1月0.75%0.77%0.62%
2月0.83%0.89%0.74%
3月0.92%1.03%0.87%
4月0.93%0.95%0.78%

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