配当•利息で旅行に行こう 2025年4月版(個人向け国債•銀行金利•株主優待)

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国が発行する元本保証の個人向け国債

1.1.変動金利・固定金利とも上昇高水準継続! 
第180回 年率0.92%
第181回 年率0.93%
第168回年率1.03%
第169回年率0.95%
第178回 年率0.87%
第179 回 年率0.78%

個人向け国債は、国が発行する債権で国が破綻しない限り、元本は保証されるので、株式投資のようなリスクはない。変動金利型なら10年満期になり金利が上がれば受取る配当金が上がり、下がれば配当金も下がるしくみで、0.93%でも半年後には倍に上がり、逆に半分に下がってたりするかもしれない。固定金利型であれば4月募集が、5年満期で年0.95%の利息が保証される。1,000万円預ければ年間で税引き後76,000円なので半年ごとに38,000円受け取れる。

4月は久しぶりに固定金利型3年・5年ものが下落した。かなり上がってきていたのでだいぶ買われてきたのだろう。変動金利型は0.01%上がり0.93%になり、1%まであと僅か。銀行金利もある程度固まったようで、同じような金利の推移で1%を超えるかどうかという水準だ。すぐに運用を考えているなら、どちらにするか迷いどころだ。銀行預金金利も個人向け国債も現在上昇局面を迎えている。日銀は追加利上げを年末までにする可能性があるとし、来年までに政策金利を1.5%程度にしたい意向を示した。

すぐに解約できず、解約には配当金も返還しなくてはならない個人向け国債は、買い替えはすすめるが、新規の購入は今すぐにしなくても良いかもしれない。上昇局面であるため、もう少し待ってみる手もある。銀行預金6ヶ月ものや1年ものの短期の預金金利が高いので、定期預金を短期で資金を回し、有利な場面で個人向け国債を購入、高配当を得るといった戦略にしていきたい。

下の数字は、個人向け国債の昨年1月から、今年3月までの利率の推移であるが、変動金利型は約2倍上がった。固定型金利は1年前の3月に比べ3年ものが約5倍。5年ものは3倍近く上昇した。もし昨年3月に固定金利型を購入しているなら、配当金を返還してでも買い替えた方が、今後多くの配当金が受けられる。筆者もこれほどまでに上昇するとは思わなかったので、個人向け国債を繰り返し買い替えていた。

高いと思っていた金利も低くなり、とうとう半値になってしまったものもある。昨年5月に購入したものもあるが、もし2ヶ月先も1%を超える水準であるなら、配当金を返還してでも買い替えをしたい。

1月0.75%0.77%0.62%
2月0.83%0.89%0.74%
3月0.92%1.03%0.87%

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