配当•利息で旅行に行こう 2025年7月版(個人向け国債•銀行金利•株主優待)

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国が発行する元本保証の個人向け国債

1.変動金利・固定金利とも再び上昇し年率1%
第183回 年率1.00%
第184回 年率0.96%
第171回年率1.00%
第172回年率0.96%
第181 回 年率0.79%
第182回 年率0.76%

個人向け国債は、国が発行する債権で国が破綻しない限り、元本は保証されるので、株式投資のようなリスクはない。変動金利型なら10年満期になり金利が上がれば受取る配当金が上がり、下がれば配当金も下がるしくみで、0.96%でも半年後には倍に上がり、逆に半分に下がっているかもしれない。固定金利型であれば7月募集が、5年満期で年0.96%の利息が保証される。1,000万円預ければ年間で税引き後76,800円なので半年ごとに38,400円受け取れる。

7月は変動金利型と固定金利型共に幅は低いが下落した。変動金利型と固定金利型5年ものが再び1.00%を割ってしまったが、依然として高水準にある。来月以降再び金利上昇になる可能性が高い。日銀は、追加利上げを年末までにする可能性があり、来年までに政策金利を1.5%程度にしたい意向を示している。利下げをしない限り、しばらくは高水準の金利が維持されるだろう。

半年ごとに配当金がもらえる個人向け国債は魅力だが、すぐに解約できず、解約には配当金も返還しなくてはならない個人向け国債は、買い替えはすすめるが、新規の購入は今すぐにしなくても良いかもしれない。上昇局面であるため、もう少し待ってみる手もある。定期預金3ヶ月ものや6ヶ月、1年ものの短期の預金金利が高いので、定期預金を短期で資金を回し、有利な場面で個人向け国債を購入し、高配当を得るといった戦略にしていきたい。

下の数字は、個人向け国債の昨年1月から、今年6月までの利率の推移であるが、変動金利型・固定型金利共に大きく利率が上昇している。もし昨年5月以前に固定金利型を購入しているなら、配当金を返還してでも買い替えた方が、多くの配当金が受けられる。筆者もこれほどまでに上昇するとは思わなかったので、個人向け国債を繰り返し買い替えていた。

昨年5月に購入した固定型5年ものが、申し込み時0.45%で高いと思っていた金利も、とうとう現在の金利に比べ、半値になってしまった。先月の金利が1.00%になったため、またしても配当金を返還して買い替えを行なった。購入時の金利から倍になっているのなら、配当金を返還してでも買い替えをした方が良い。

1月0.75%0.77%0.62%
2月0.83%0.89%0.74%
3月0.92%1.03%0.87%
4月0.93%0.95%0.78%
5月0.84%0.83%0.66 %
6月1.00%1.00%0.79%

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